このページでは,次のことを行う.
この Web ページでの設定
前準備として,下記のインストールが済んでいること.
クリックするとダウンロードが始まる。
熟読し、納得できる場合にのみ続行する.
環境変数 PATH の設定
「C:\android-ndk-r10b」のように設定
環境変数 ANDROID_NDK_HOME の設定
「C:\android-ndk-r10b」のように設定
パスを通す
パスを追記する
※すでに記入してある内容は削除しない
※変数と変数の間は「;」(半角セミコロン)で区切る
「C:\android-ndk-r10b」は、実際のディレクトリに読み替えること.
cd C:\android-ndk-r10b\samples\hello-jni
ndk-build
dir obj\local\armeabi-v7a
「ヘルプ (Help)」メニュー → 「新規ソフトウェアのインストール (Install New Software ...) 」 を選ぶ
いろいろなグループが表示される. 「プログラミング言語」の左横の三角形をクリックして展開
次を選択し,下の方にある「次へ」をクリック.
このままでよいので, 「次へ」をクリック.
1.6 に設定しておく(1.7 を使いたい場合には 4.4 以上の Android SDK が必要)
ここでは,インストールがうまくできたことの確認のため, さきほど、ビルドを済ませた hello-jni(Android NDK に同封のサンプルプログラム) のファイルをまるごと Eclipse のワークスペースに取り込んで実行する.
「プロジェクトをワークスペースへコピー (Copy projects into workspace)」にチェックし、「Finish」をクリックする
※ hello-jni は、先ほどコマンドプロンプトで ndk-build を実行して、ビルド済み
プロジェクトを右クリックし, 「実行 (Run)」 → 「Android アプリケーション (Android Application)」
しばらく待つと, エミュレータの画面に「Hello from JNI!」というメッセージが現れる.
コンソールに、エラーメッセージが出ていないことを確認する
次のようなエラーメッセージが出る場合には ndk-build からやり直す.
端末を開いて ndk-build コマンドを実行するのが面倒(Eclipse ndk-build コマンドの起動が行えるように設定したい)ので、次のように操作する.
※ コンソールにエラーメッセージが無いのに、エラーメッセージが出る場合がある.
もともとサンプルプログラムを使っているので、エラーメッセージが出るはずが無い. なのに、エラーメッセージが出る.どうやら Eclipse の設定が甘い(が、どうしたらよいか分からない). エラーメッセージが出たせいで、実行ができないという Eclipse のおせっかい機能.
このときは Eclipse を再起動するとうまくいく場合がある.
Eclipse 上で ndk-build の操作ができるようにしたいので, 「Convert to a C/C++ Porject (Adds C/C++ Nature)」を実行する.
これは、操作を間違えると、やり直すのがとても面倒なので、注意深く行う
プロジェクトを右クリックし,プロパティーを選ぶ.設定用のウインドウが現れるので,
「C/C++ ビルド (C/C++ Build)」の の ビルドコマンドを 「ndk-build」のように設定
「ワークスペース内に新規プロジェクトを作成」をチェックする.
バージョンを確認
パッケージ名は 「hoge.hoge.com」のように設定
Eclipse のプロジェクト・エクスプローラーで,新しいフォルダとして「jni」を作成し, 新しいファイルとし Android.mk を作成する.次のように編集する
※ 「jni」のところは何でもよいが、分かりやすい名前にしておくkと
LOCAL_PATH := $(call my-dir) include $(CLEAR_VARS) LOCAL_MODULE := hello LOCAL_SRC_FILES := hello.c include $(BUILD_SHARED_LIBRARY)
Eclipse のプロジェクト・エクスプローラーで, 新しいファイルとして hello.c を作成する.hello.c を次のように編集する
※ ファイル名「hello.c」のところは何でもよいが、Android.mk で、そのファイル名を正しく設定しておくこと.
関数名は、「Java_<パッケージ名>_<アクティビティ名>_<文字列>」のようになる
#include<string.h> #include<jni.h> jstring Java_hoge_hoge_com_Hello2Activity_stringFromJNI( JNIEnv* env, jobject thiz ) { return (*env)->NewStringUTF(env, "Hello, World!\n"); }
Android.mk で「hello.c」のように設定したので,「System.loadLibrary("hello");」のところは「hello」になる.
package hoge.hoge.com; import android.app.Activity; import android.os.Bundle; import android.widget.TextView; public class Hello2Activity extends Activity { /** Called when the activity is first created. */ @Override public void onCreate(Bundle savedInstanceState) { super.onCreate(savedInstanceState); setContentView(R.layout.main); TextView tv = new TextView(this); tv.setText( stringFromJNI() ); setContentView(tv); } public native String stringFromJNI(); public native String unimplementedStringFromJNI(); static { System.loadLibrary("hello"); } }
プロジェクトを右クリックし,プロパティーを選ぶ.設定用のウインドウが現れるので,
「C/C++ ビルド (C/C++ Build)」の の ビルドコマンドを 「ndk-build」のように設定
jni/Application.mk ファイルを作り「APP_ABI := x86」のように設定する.