Eclipse で Android sl4a のプログラムを作成してみる
前準備
前準備として,下記のインストールが済んでいること.
- JDK (Java Development Kit)のバージョン1.6.0_2以上と,Android SDK のインストールが終わっていること
Aptana Studio 3 は、http://www.aptana.com/からダウンロード
【関連する外部ページ】
(オプション) Android エミュレータの作成と起動
デバッグのために Android エミュレータが便利な場合がある.
- SD カード・イメージファイルの作成
◆ 作成手順例
mksdcard 500M /var/tmp/sdcard
- Android AVD マネージャの起動
android avd
- Android エミュレータ作成
SD カードは、先ほど作成した SDカード・イメージファイル名を指定する
- Android エミュレータの起動
- いま作成した Android エミュレータを、SL4A のデバッグ用に使いたい場合には、 SL4A のインストールと、各種インタプリタのインストール を行う
Eclipse で SL4A テンプレートを使ってみる
Eclipse プロジェクト形式になった SL4J プログラムが配布されているので、ひな形(テンプレート)として使うことにする.
- ダウンロード
次のURLからダウンロードする。ダウンロードしたファイルは、わかりやすいディレクトリ(例えば /tmp)に保存する.
https://android-scripting.googlecode.com/hg/android/script_for_android_template.zip
- (オプション)解凍して中身を確認
◆ Ubuntu での実行手順例
cd /tmp unzip script_for_android_template.zip
- Eclipse を起動
-
「ファイル (File)」
→
「インポート (Import)」
と操作
-
「一般」を展開し、
「既存プロジェクトをワークスペースへ」を選ぶ、
「次へ (Next)」をクリック
- 先ほどダウンロードした zip ファイルを選び、「完了」をクリック.
- 「ScriptForAndroidTemplate」という名前のプロジェクトができるので確認する
- Python ソースコード res/raw/script.py の確認
- AndroidManifesto.xml の確認
いまは、 Python ソースコード res/raw/script.py をそのまま実行したいので、 AndroidManifesto.xml は確認するだけで何もしない
- project.properties で、ターゲットの Android のバージョンを指定
◆ バージョン 4 に指定したい場合
target=android-4
◆ バージョン 17 に指定したい場合
target=android-17
インストール済みの Android SDK のバージョンは、Android SDK マネージャで確認できる.
- 前もって、開発対象の Android 実機に搭載されている Android のバージョンを確認しておく
- Android 実機の Android バージョンと同じ Android SDK をインストールしておく
- project.properties に正しいバージョンを指定する
- 自動でビルドが行われる
エラーを示す印が無いことを確認する
* エラーが出ている場合には、project.properties での、ターゲットの Android のバージョン指定を見直すと治ることがある
- 実行したいので、プロジェクトを右クリックし、
「実行」
→
「Android アプリケーション」と操作する
- (オプション) 実行したい Android デバイスの選択
2台以上の Android デバイスがあるときの操作
- Logcat に関する確認表示
- (オプション) Android 機器側に「Python をインストールするか」と表示された場合には、インストールする
- インストールの問いに対して「Yes」
- ダウンロード (Downloads) を選ぶ
- Pythonの apk ファイルを選ぶ
- インストールを指示する
- インストールが始まるので確認する
- 「Open」を選ぶ
- 「Install」を選ぶ
- インストールの問いに対して「Yes」
- 表示が現れて、すぐに消える
これでテスト実行はOK.
JavaScript プログラムを書いてみる
- makeToast を使ってメッセージ表示
◆ プログラム例
load("/sdcard/com.googlecode.rhinoforandroid/extras/rhino/android.js"); var droid = new Android(); droid.makeToast("Hello");
JRuby プログラムを書いてみる
GPS
Eclipse で、次のようなプログラムを作り、res/raw/script.rb というファイル名で保存する.
元からあるファイル script.py は削除しておくこと.
◆ プログラム例
require 'android' require 'fileutils' droid = Android.new droid.startLocating sleep 10 a = droid.readLocation droid.stopLocating f = open("data.txt", "w") f.write(a)
次のようなファイルができる