Fedora のシステム更新

Fedora のパッケージ管理コマンドは dnf である(Fedora 41 以降は dnf5 が既定). 以前の yum コマンドは dnf へのリンクとして残されている場合があるが,現在は dnf を使用する.

Fedora のシステム更新手順

GUI(ソフトウェア)で行う場合

  1. 「ソフトウェア」(GNOME Software)の起動

    アクティビティ画面で「ソフトウェア」と打ち込んで,Enter キーを押す.

  2. 更新の確認

    更新」の画面を開き,更新の一覧を表示する.

  3. 更新の実行

    すべて更新」をクリックする.システム全体の更新では,再起動して更新が適用される.

コマンドラインで行う場合

端末(Terminal)を開き,次のコマンドを実行する.

sudo dnf check-update
sudo dnf upgrade --refresh

カーネル,systemd,glibc などが更新された場合は,端末(Terminal)で次のコマンドを実行して再起動する.

sudo reboot

リポジトリのメタデータが壊れて更新に失敗する場合に限り,端末(Terminal)で次のコマンドを実行してキャッシュを消去してから,更新をやり直す.

sudo dnf clean all
sudo dnf upgrade --refresh

Fedora のバージョンアップ(新しいリリースへの更新)

上記の更新は,同一リリース内でのパッケージ更新である. 新しい Fedora リリースへ移行する場合は,次の手順を行う. 作業前に,重要なデータのバックアップを行う.
  1. 現在のリリースを最新の状態にする

    端末(Terminal)を開き,次のコマンドを実行する.

    sudo dnf upgrade --refresh
    
  2. 新しいリリースのパッケージのダウンロード

    端末(Terminal)で次のコマンドを実行する.--releasever には移行先のリリース番号を指定する.

    sudo dnf system-upgrade download --releasever=42
    
  3. 再起動して更新を適用

    端末(Terminal)で次のコマンドを実行する.再起動後,画面上で更新処理が進む.

    sudo dnf system-upgrade reboot