トップページ研究道具箱と教材Linux でソフトウェア開発環境を作るUbuntu カスタム ISO イメージファイル

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Ubuntu カスタム ISO イメージファイル

◆ はじめに

  • Ubuntu 12.04, Lubuntu 12.04, LinuxMint 13 Mate nocodec を用いて作ったカスタム ISO イメージファイル
  • アーキテクチャ : i386, x86_64
  • デスクチップ: GNOME ver.3, Openbox or Cinamon
  • 現在の状況:リリース候補版(たえず改良中)

Linux でしかできないことができる! いろいろなことがすぐできる、便利に使える! そういう究極のデスクトップシステムを目指している. この Web ページで ISO イメージファイルを公開 している.

NOTICE: No warrency ! please use the distribution at your risk. Enjoy !

◆ ISO イメージファイルの使い方

仮想マシンソフトウェアでマウントして使う

仮想マシンソフトウェアでは、DVD に焼かなくても、ISO イメージファイルを DVD に見せかける機能(仮想DVD)があるのが普通です.

*当然ですけど, 仮想マシンソフトウェアのインストールが必要になります

DVD-R に焼いて使う

DVD-R 書き込みソフトウェアを使っての DVD-R 作成は簡単です.

ライブ USB メモリの作成

ISO イメージファイルからのライブ USB メモリの作成には、

ライブUSBメモリの作成には,そのためのUSBメモリを準備する必要がある

ライブUSBメモリを使うには、 BIOSでUSB メモリからの起動を行うように設定できることが条件になる.

* ISO イメージファイルのサイズ が 4,294,967,296 バイト以上 のときは,ext2 (あるいは ext3) フォーマット済みの USB メモリを準備しておき,Linux 版の unetbootin を使ってライブ USB メモリを作ることができる.簡単です. 経験上 ext4 は避けておいたほうがいい。 unetbootin の説明書も見てください。

◆ システムの設定内容

設定は下記のとおりです.必要なら各自で変更してください(変更はそれほど困難ではありません).

設定項目 データ型 設定値
ホスト名 (コンピュータの名前) 文字列 ubuntu1204i386
ドメイン名 文字列 設定していない
ネットワークアドレスは固定 IP アドレスか DHCP か ブール値 DHCP
初期ユーザのフルネーム 文字列 ubuntuuser
初期ユーザのユーザ名 文字列 ubuntuuser
初期ユーザのユーザ ID 正の整数 1000
初期ユーザのパスワード(全ユーザで同じ) 文字列 uest1204!
特権ユーザのパスワード (root のパスワード) 文字列
システムコンソールのキーマップ 文字列 日本語を基本とする
ネットワークインタフェース論理名 文字列 eth0
Gufw によるファイアウオール設定で受信を許可するか ブール値 受信を無視する
Gufw によるファイアウオール設定で送信を許可するか ブール値 送信を許可する
Linux カーネルの種類 文字列 32ビットあるいは64ビット ※ archコマンドで確認できる

◆ 中身

◆ ソフト山盛り ◆

代表的なもの

その他,数えきれないくらい多数

◆ 使用上の注意点(重要)

起動に関する注意点

パスワードについて

上の表の中の「初期ユーザのパスワード(全ユーザで同じ)」の行を見てください

キーボードの設定について

Ubuntu の「システム」→「設定」→「キーボード」で設定してください。

既存のハードディスクの中のファイルを消去することが簡単にできるので注意してください

この Web ページの「カスタム ISO イメージファイル」を使って起動し, ある特定の操作を行うと、 既存のハードディスクの中のファイルをすべて消去するなど、重大な変更を簡単に行うことができる.

◆ USB メモリ(あるいは DVD)を用いたライブ起動/インストール手順

□ USB メモリ(あるいは DVD)を用いたライブ起動手順

システムを起動しますと, 起動時にメニューが出て、ライブ起動かインストールかを選べます. ライブ起動したいときは、Live を選んでください。

① BIOS 等の設定で「USB メモリ起動」あるいは「DVD 起動」するように設定し,起動する. ② live - boot the Live System を選ぶ ③ 起動するまでしばらく待つ
④ ログインしたいユーザの選択 ⑤ 所定の初期パスワード ⑥ しばらく待つと画面が変わる
⑦ ライブ起動でもファイルを作ることはできる ⑧ システムを終了したいときはシャットダウン操作を行う ⑨ 停止,再起動などを選ぶ
⑩ 再びライブ起動すると,前回のライブ起動時に行った変更(ファイルの作成や変更など)はすべて消えていることが分かる

□ USB メモリ(あるいは DVD)を用いたインストール手順

システムを起動しますと, 起動時にメニューが出て、種類が選べます. オペレーティングシステムのインストールを行いたいときは、Install を選んでください。 DVDからのシステムのインストールが始まります.

① BIOS 等の設定で「USB メモリ起動」あるいは「DVD 起動」するように設定し,起動する. (下の画面は「DVD 起動」している例) ② install - start the installer directly を選ぶ ③ 言語の選択
④ インストール準備 ⑤ ディスク領域の割り当て ⑥ インストール開始
⑦ タイムゾーン ⑧ キーボードレイアウト ⑩ しばらく待つ(DVD の場合には30分以上くらいかかります.USB メモリはもっと速い)
⑪ 再起動の開始 ⑫ Enter キーを押すように指示されるので Enter キーを押す (13) USB メモリ(あるいは DVD)を取り出して,システムを起動

ソフトウェアの追加手順

ライセンス条項などは必ず確認すること.特に、商用利用を行う場合には、よく注意してください。(ソースコード等が公開されているからといって、無償とは限らない)ということです.