ネットワーク管理ツール Prime のインストール(Ubuntu 上)
Primeはネットワークの計画、マッピング、管理を行う視覚化ツールである。ネットワーク図の上にデスクトップ、サーバ、ネットワーク機器などを配置し、移動や編集ができる。ライセンスはGNU General Public License version 3.0 (GPLv3)である。
PrimeはJavaアプリケーションとして配布される。Ubuntu 24.04 LTS ではJavaは標準ではインストールされないため、Java実行環境(JRE)を別途インストールする。Ubuntu 24.04 LTS のdefault-jreパッケージはOpenJDK 21である。
配布元での最終更新は2011年であり、その後の更新は行われていない。
Java実行環境のインストール
端末で次のコマンドを実行する。
sudo apt update
sudo apt -y install default-jre
インストール後、次のコマンドでバージョンを確認する。
java -version
Prime のダウンロードと実行
- Primeの配布元Webページを開く。
- ページ内の「View all files」をクリックする。
- ファイル一覧の「PrimeDesktop」を開き、
.jarファイルをダウンロードする。 - 端末でダウンロード先のディレクトリに移動し、次のコマンドで実行する。
ダウンロードしたファイル名.jarの部分は、実際のファイル名に置き換える。java -jar ダウンロードしたファイル名.jar
Prime の主な機能
配布元が示す機能は、視覚的なネットワークマッピング、機器のハードウェア情報の編集、機器間の接続のマッピング、ネットワーク図の画像への書き出し、機器画像の追加、ネットワークルールの設定、利用者が作成した標準機器の登録である。画面操作では、サイドバーの表示、非表示をマウス操作またはnキーで切り替えできる。
同種のツール
ネットワークの視覚化とマッピングを行うツールとしてjNetMapがある。これもJavaで動作し、ネットワークのスキャンと機器の稼働状態の監視の機能を持つ。動作にはJava 8以降が必要である。