Solaris 11.2 でホスト名の変更

Solaris 11.2 のインストール後にホスト名を変更する手順を説明します。作業は管理者権限(root)で行います。

hostname コマンドによる変更

hostname コマンドに新しいホスト名を指定します。この設定は再起動後も保持されます。

hostname 新しいホスト名

引数を付けずに実行すると、現在のホスト名が表示されます。

hostname

-t オプションを付けると、動作中のシステムのホスト名だけが変わり、再起動すると元に戻ります。

hostname -t 新しいホスト名

SMF のプロパティによる変更

ホスト名は SMF のサービス svc:/system/identity:node のプロパティ config/nodename に保持されています。次のコマンドでも変更できます。

svccfg -s svc:/system/identity:node setprop config/nodename = astring: 新しいホスト名
svcadm refresh svc:/system/identity:node
svcadm restart svc:/system/identity:node

現在の設定は次のコマンドで確認します。

svccfg -s svc:/system/identity:node listprop config/nodename

DHCP クライアントの場合

DHCP クライアントとして構成されているシステムでは、DHCP サーバから通知されるホスト名が使われます。hostname コマンドで手動設定すると、この動作は行われなくなります。DHCP のホスト名を優先する既定の動作に戻すには -D オプションを使います。

hostname -D

関連する設定

ホスト名と IP アドレスの対応は /etc/hosts に記述します。ネットワークインタフェースと IP アドレスの設定は dladm コマンドと ipadm コマンドで行います。インタフェースの一覧は次のコマンドで確認します。

dladm show-link
ipadm show-addr

設定全体をやり直す場合

ホスト名だけでなく、IP アドレス、ネームサービス、タイムゾーン、root パスワードなどをまとめてやり直すときは、sysconfig コマンドでシステムを未構成の状態に戻します。インストールし直す必要はありません。

sysconfig unconfigure

実行するとシステムが停止し、次回起動時に設定用ツール sysconfig configure が起動します。既存の設定は失われるため、実行前に現在の設定内容を控えておいてください。