OpenCV 4.5.5 のインストール(Windows 上)
- OpenCV の公式ページ: https://opencv.org
- GitHub の OpenCV のページ: https://github.com/opencv/opencv/releases
【サイト内の関連ページ】
- OpenCV について [PDF] , [パワーポイント]
- OpenCV のインストール,画像表示を行う C++ プログラムの実行手順: 別ページ »で説明
- OpenCV 4 の Python プログラム: 別ページ »にまとめ
- OpenCV 4 の C/C++ プログラム: 別ページ »にまとめている.
OpenCV
OpenCV は,実時間コンピュータビジョン (real time computer vision) の アルゴリズムと文書とサンプルコードの集まり.
- 2500 以上のアルゴリズム.
- 顔認識、物体認識、人間の動きの分類、カメラの動きの追跡、オブジェクトの動きの追跡、3次元モデルの抽出、ステレオカメラからの3次元点群の生成、イメージスティッチング、類似画像の検索、赤目の除去、眼球運動の追跡、ARの機能など
- ライセンス: BSD ライセンス
- インタフェース: C++, Python, Java, MATLAB
- マシン: Windows, Linux, Mac OS, iOS, Android
OpenCV 4.5.5 Windows版のダウンロードとインストール
- GitHub の OpenCV の Webページを開く
- バージョンを選ぶ
下図では,OpenCV 4.5.5 を選んで, 「Assets」を展開している.
他のバージョンを選んだ場合でも,これ以降のインストール手順はほぼ同じになる - Windows 版が欲しいので「opencv- ... -vc14_vc15.exe」というような名前のファイルを選ぶ.
- ダウンロードが始まる
- ダウンロードした .exe ファイルを実行する
- 展開(解凍)先は自動設定される.既定(デフォルト)のままでよい.展開(解凍)先は覚えておく.「Extract」をクリック
- 展開(解凍)が終わると,展開(解凍)先に,「opencv」というディレクトリができ,その中にファイルができるので確認する
- 展開してできたディレクトリを,
分かりやすいディレクトリの下に丸ごとコピーする.
ここでは,「c:\opencv」にファイルを置くことにしている. この「c:\opencv」 は何に変えてもよいが,分かりやすくて,日本語を含まないものがよい
- Windows の システム環境変数 Pathに,c:\opencv\build\bin, c:\opencv\build\x64\vc15\bin を追加することにより,パスを通す.
Windows で,管理者権限でコマンドプロンプトを起動(手順:Windowsキーまたはスタートメニュー >
cmdと入力 > 右クリック > 「管理者として実行」)。次のコマンドを実行.
「c:\opencv」は,実際にコピーしたディレクトリに合わせること.
powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\opencv\build\bin\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")" powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\opencv\build\x64\vc15\bin\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")" - Windows の システム環境変数 OPENCV_DIR に,c:\opencv\build を設定
Windows で,管理者権限でコマンドプロンプトを起動(手順:Windowsキーまたはスタートメニュー >
cmdと入力 > 右クリック > 「管理者として実行」)。次のコマンドを実行
powershell -command "[System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"OPENCV_DIR\", \"c:\opencv\build\", \"Machine\")" - opencv_version にパスが通っていることを確認する
そのために,新しく Windows のコマンドプロンプトを開き,次のコマンドを実行する.
エラーメッセージが出なければOK.
where opencv_version
Python で試用する
ここでは,「最新の OpenCV を試したい」などのときに役立つと考えて, システムの環境変数 PYTHONPATH の設定により,OpenCV を使う方法を説明する. pip の管理外のファイルにパスを通すことになるので,あとで混乱が生じる可能性がある. 試用が終わったら,システムの環境変数 PYTHONPATH の設定を元に戻すことも検討すること.
- 以下のコマンドを管理者権限のコマンドプロンプトで実行する
(手順:Windowsキーまたはスタートメニュー →
cmdと入力 → 右クリック → 「管理者として実行」)。 - numpy のインストール
python -m pip install -U numpy - OpenCV の Python 用のファイルがあるディレクトリを確認したい.
カレントディレクトリを移動する操作
cd c:\opencv\build\python
- ファイルを確認
「cv2」というディレクトリ(フォルダ)があれば OK.
dir /w
- システムの環境変数 PYTHONPATH の設定
次のように,OpenCV の Python 用のファイルがあるディレクトリを設定する. ここでは,c:\opencv\build\python を設定している.
(すでにシステムの環境変数 PYTHONPATH に何かを設定済みのときは, c:\opencv\build\python を追加する)
- OpenCV のサンプルデータ の中の fruits.jpg を使う
c:\opencv\sources\samples\data にある
- Pythonの画像表示プログラム
Python 3.12 のインストール(Windows 上) [クリックして展開]
以下のいずれかの方法で Python 3.12 をインストールする。Python がインストール済みの場合、この手順は不要である。
方法1:winget によるインストール
管理者権限のコマンドプロンプトで以下を実行する。管理者権限のコマンドプロンプトを起動するには、Windows キーまたはスタートメニューから「
cmd」と入力し、表示された「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択する。winget install --scope machine --id Python.Python.3.12 -e --silent --disable-interactivity --force --accept-source-agreements --accept-package-agreements --override "/quiet InstallAllUsers=1 PrependPath=1 Include_pip=1 Include_test=0 Include_launcher=1 InstallLauncherAllUsers=1"--scope machineを指定することで、システム全体(全ユーザー向け)にインストールされる。このオプションの実行には管理者権限が必要である。インストール完了後、コマンドプロンプトを再起動すると PATH が自動的に設定される。方法2:インストーラーによるインストール
- Python 公式サイト(https://www.python.org/downloads/)にアクセスし、「Download Python 3.x.x」ボタンから Windows 用インストーラーをダウンロードする。
- ダウンロードしたインストーラーを実行する。
- 初期画面の下部に表示される「Add python.exe to PATH」に必ずチェックを入れてから「Customize installation」を選択する。このチェックを入れ忘れると、コマンドプロンプトから
pythonコマンドを実行できない。 - 「Install Python 3.xx for all users」にチェックを入れ、「Install」をクリックする。
インストールの確認
コマンドプロンプトで以下を実行する。
python --versionバージョン番号(例:
Python 3.12.x)が表示されればインストール成功である。「'python' は、内部コマンドまたは外部コマンドとして認識されていません。」と表示される場合は、インストールが正常に完了していない。AIエディタ Windsurf のインストール(Windows 上) [クリックして展開]
Pythonプログラムの編集・実行には、AIエディタの利用を推奨する。ここでは、Windsurfのインストールを説明する。Windsurf がインストール済みの場合、この手順は不要である。
管理者権限のコマンドプロンプトで以下を実行する。管理者権限のコマンドプロンプトを起動するには、Windows キーまたはスタートメニューから「
cmd」と入力し、表示された「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択する。winget install --scope machine --id Codeium.Windsurf -e --silent --disable-interactivity --force --accept-source-agreements --accept-package-agreements --custom "/SP- /SUPPRESSMSGBOXES /NORESTART /CLOSEAPPLICATIONS /DIR=""C:\Program Files\Windsurf"" /MERGETASKS=!runcode,addtopath,associatewithfiles,!desktopicon" powershell -Command "$env:Path=[System.Environment]::GetEnvironmentVariable('Path','Machine')+';'+[System.Environment]::GetEnvironmentVariable('Path','User'); windsurf --install-extension MS-CEINTL.vscode-language-pack-ja --force; windsurf --install-extension ms-python.python --force; windsurf --install-extension Codeium.windsurfPyright --force"--scope machineを指定することで、システム全体(全ユーザー向け)にインストールされる。このオプションの実行には管理者権限が必要である。インストール完了後、コマンドプロンプトを再起動すると PATH が自動的に設定される。【関連する外部ページ】
Windsurf の公式ページ: https://windsurf.com/
import cv2 bgr = cv2.imread('c:/opencv/sources/samples/data/fruits.jpg') cv2.imshow("", bgr) cv2.waitKey(0) cv2.destroyAllWindows()画像が表示されるので確認. このあと,ウインドウの右上の「x」をクリックしない.画面の中をクリックしてから,何かのキーを押して閉じる