R システムでのパッケージのインストール
このページでは,R システムでのパッケージのインストール手順を説明する. R システムには種々のパッケージがあり,パッケージのインストールにより,種々の機能を追加できる.
R システムの CRAN の URL: https://cran.r-project.org/
【サイト内の関連ページ】
- R システムの機能
内容: 関数,パッケージ,データのロード,データ型,オブジェクトの一覧, データ型の取得, オブジェクトの構造の取得 ,論理演算、比較演算、数値演算、文字列に関する演算など,ベクトルに関する演算子と関数,行列に関する演算子と関数,リストに関する演算子と関数,データフレームに関する演算子と関数,条件分岐と繰り返し,検定の概要,グラフの概要
- Windows での R システムのインストール: 別ページ »で説明
- Ubuntu での R システムのインストール: 別ページ »で説明
- データシステム演習(R システム,Shiny を使用): 別ページ »にまとめ
- データサイエンス演習(R システムを使用): 別ページで説明している.
前準備
R システムのインストール
【関連する外部ページ】
R システムの CRAN の URL: https://cran.r-project.org/
パッケージのインストール手順
R システムのパッケージのインストール手順を例に説明する. ここでは、 Rcmdr (R コマンダー) パッケージをインストールしたい場合を例として説明する.
Windows の場合
Windows の場合 には R コンソールを使って,パッケージをインストールすることが簡単にできる.
- R の起動
- 「chooseCRANmirror()」を実行して,CRAN ミラーサイトを選択する
「chooseCRANmirror()」を実行すると,ミラーサイトを選択するための画面が現れる. Japan (日本)を選んでおく.
1度CRAN ミラーサイトを選択すると,その記録が残るので,パッケージのインストールのたびに CRAN ミラーサイトを選ぶ必要はない
- 「utils:::menuInstallPkgs()」を実行.メニューがでるので,メニューの中からインストールしたいパッケージを選択する.
install.packagesを使ってインストールする場合.
このときは,install.packages("Rcmdr") のように,パッケージ名を指定して,インストールを行う. パッケージ名が分かっている場合は,この操作の方が楽だと感じる可能性がある.
- 「library(Rcmdr)」のようにパッケージ名を指定して,パッケージを読み込む
Ubuntu の場合
Ubuntu を使用する場合は,次\ のように操作する.
Ubuntu の場合 には端末での操作を行う.
- R の起動 (execute R)
◆ Ubuntu での操作手順例
- 「chooseCRANmirror()」を実行して,CRAN ミラーサイトを選択する
1度CRAN ミラーサイトを選択すると,その記録が残るので,パッケージのインストールのたびに CRAN ミラーサイトを選ぶ必要はない
◆ Ubuntu での操作手順例
chooseCRANmirror()
「chooseCRANmirror()」を実行すると,ミラーサイトを選択するウインドウが現れる. 日本国内を選んでおく. ここでは、「Japan (Hyogo)」をダブルクリックしている
-
install.pacakges() を用いてパッケージをインストール
◆ Ubuntu での操作手順例 (Rcmdr パッケージをインストールしたい場合)
install.packages("Rcmdr")
* 「install.packages()」を実行すると,ミラーサイトを選択するウインドウが現れる場合がある. 日本国内を選んでおく.
- インストール終了の確認
エラーメッセージが出ていないことを確認
- 「library(Rcmdr)」のようにパッケージ名を指定して,パッケージを読み込む
パッケージを使うために,「library(Rcmdr)」のようなコマンドを実行して,パッケージを読み込む必要がある. ここで,なぜ,パッケージを読み込んでいるかというと, 今インストールしたパッケージである Rcmdr が, 他のパッケージのインストールを必要としており,初回のパッケージ読み込みにおいて,R が,そうした必要な他のパッケージを自動的にインストールしてくれるからです.
◆ Ubuntu での操作手順例 (Rcmdr パッケージを読み込む場合)
library("Rcmdr")
- 「はい」をクリックし,パッケージのインストールを開始
- 読み込み終了の確認
エラーメッセージが出ていないことを確認