トップページインストール,運用Windows の種々のソフトウエアのインストールNVIDIA ドライバ,NVIDIA CUDA ツールキット 11.7.0,NVIDIA cuDNN 8.4.1 のインストール(Windows 上)

NVIDIA ドライバ,NVIDIA CUDA ツールキット 11.7.0,NVIDIA cuDNN 8.4.1 のインストール(Windows 上)

Windows での,NVIDIA ドライバ,NVIDIA CUDA ツールキット 11.7.0,NVIDIA cuDNN 8.4.1 のインストール,nvcc の使用例をスクリーンショット等で説明する.

このページでは,TensorFlow 2.9 の運用を想定している.TensorFlow の他のバージョンでも同様の手順になる(TensorFlow のインストールは別ページで説明している). CUDA は,NVIDIA社が提供している GPU 用のプラットフォームである. NVIDIA 社のグラフィックス・カードが持つ GPU の機能を使うとき,NVIDIA CUDA ツールキット を利用することができる.

GPU は,グラフィックス・プロセッシング・ユニットの略で、コンピュータグラフィックス関連の機能,乗算や加算の並列処理の機能などがある.

【目次】

  1. NVIDIA ドライバ,NVIDIA CUDA ツールキット 11.7.0,NVIDIA cuDNN 8.4.1 のインストールについて
  2. Build Tools for Visual Studio 2022 (ビルドツール for Visual Studio 2022)のインストール
  3. NVIDIA ドライバ,NVIDIA CUDA ツールキット 11.7.0 のインストール手順
  4. インストール後の確認
  5. NVIDIA cuDNN v8.4.1 のインストール
  6. nvcc を動かしてみる(マイクロソフト C++ ビルドツールを使用)

【サイト内の関連ページ】

先人に感謝.

参考Webページ:

NVIDIA ドライバ,NVIDIA CUDA ツールキット 11.7.0,NVIDIA cuDNN 8.4.1 のインストールについて

GPU は,グラフィックス・プロセッシング・ユニットの略で、コンピュータグラフィックス関連の機能,乗算や加算の並列処理の機能などがある. NVIDIA CUDA ツールキット は,NVIDIA社が提供している GPU 用のプラットフォームである.

(NVIDIA GPU を使うとき) NVIDIA ドライバ,NVIDIA CUDA ツールキット, NVIDIA cuDNN のインストールの要点と注意点

Windows での追加の注意点

TensorFlow, PyTorch が必要とするNVIDIA CUDA ツールキットとNVIDIA cuDNN のバージョンの確認

NVIDIA CUDA ツールキット, NVIDIA cuDNN のバージョンは何でも良い」か? そして, 「TensorFlow, PyTorch のバージョンも何でも良い (あるいは,TensorFlow, PyTorch を使う予定はない)」か?

Build Tools for Visual Studio 2022(ビルドツール for Visual Studio 2022)のインストール

Build Tools for Visual Studio 2022 (ビルドツール for Visual Studio 2022)もしくはVisual Studio 2022 を,前もってインストールしておく.

Build Tools for Visual Studio (ビルドツール for Visual Studio)は,Windows で動くMicrosoft の C++ コンパイラーである.

Build Tools for Visual Studio 2022 (ビルドツール for Visual Studio 2022)のインストール

Build Tools for Visual Studio は,Windows で動くMicrosoft の C++ コンパイラーである.

ダウンロードページ

https://visualstudio.microsoft.com/ja/visual-cpp-build-tools/

詳細説明

Build Tools for Visual Studio 2022 (ビルドツール for Visual Studio 2022)のインストール: 別ページで説明している.

インストール手順の概要

  1. ダウンロード URL を開く

    https://visualstudio.microsoft.com/ja/visual-cpp-build-tools/

  2. このページの「Build Tools のダウンロード」をクリック
  3. ダウンロードが始まる
  4. ダウンロードした .exe ファイルを実行する
  5. 表示を確認し,「続行」をクリック
  6. C++ によるデスクトップ開発」をクリック.「インストール」をクリック.

    [image]

コンパイラの動作確認

  1. まず,エディタを開く(ここでは「メモ帳」を使っている). x64 Native Tools コマンドプロンプト で,次のコマンドを実行. ファイル名は hello.c としている.
    c:
    cd %HOMEPATH%
    notepad hello.c
    

    [image]

  2. いまメモ帳で開いたファイルを, 次のように編集する(コピー&ペーストしてください).そして保存する.
    #include <stdio.h>
    int main() {
        printf("Hello,World!\n");
        printf("sizeof(size_t)=%ld\n", sizeof(size_t));
        return 0;
    }
    

    [image]
  3. 次のコマンドを実行

    結果として,「Hello,World!」「sizeof(size_t)=8」と表示されればOK.

    cd %HOMEPATH%
    cl hello.c
    .\hello.exe
    

    実行結果例

    [image]

NVIDIA ドライバ,NVIDIA CUDA ツールキット 11.7.0 のインストール手順

NVIDIA ドライバについて

  1. 古いNVIDIA ドライバ,NVIDIA CUDA がインストール済みのとき,不要なものがあればアンインストール

    Windows のスタートメニューで「設定」,「アプリ」と操作して,「NVIDIA ・・・」を削除

  2. NVIDIA グラフィックス・カードの種類を調べる

    hwinfo (URL: https://www.hwinfo.com) を使って調べることができる.

  3. あとで,NVIDIA CUDA ツールキットをインストールするときに,NVIDIA ドライバを同時にインストールすることができる.

    あとで、NVIDIA CUDA ツールキットをインストールするので、そのときに、NVIDIA ドライバもインストールすることにする.次へ進む.

    但し, NVIDIA CUDA ツールキットの古いバージョンを使う場合には,次のページから,最新のNVIDIA ドライバをダウンロードして,インストールする.

    NVIDIA ドライバのダウンロードページ: https://www.nvidia.co.jp/Download/index.aspx?lang=jp

NVIDIA CUDA ツールキット 11.7.0

NVIDIA CUDA クイックスタートの公式ページ: https://docs.nvidia.com/cuda/cuda-quick-start-guide/index.html

  1. NVIDIA CUDA ツールキットのウェブページを開く

    https://developer.nvidia.com/cuda-toolkit-archive

  2. NVIDIA CUDA ツールキットのバージョンを選ぶ

    ここでは,NVIDIA CUDA ツールキットの11.7 系列の最新版を選んでいる.

    [image]
  3. Windows」,「10」,「exe [local]」を選ぶ.

    Windows 10 のときは,「10」を選んでください.

    [image]
  4. Base Installer」の右横の「Download」をクリックして,.exe ファイルをダウンロード

    [image]
  5. exe ファイルのダウンロードが始まる

    [image]
  6. ダウンロードした .exe ファイルを実行する.

    [image]
  7. 展開(解凍)先ディレクトリ(フォルダ)の指定.

    既定(デフォルト)のままでよい.「OK」をクリック.

    [image]
  8. 展開(解凍)が自動で行われるので,しばらく待つ.

    [image]
  9. ライセンス条項の確認

    [image]
  10. インストールオプションは,「カスタム(詳細)」を選び,「次へ」をクリック.

    [image]
  11. コンポーネントを確認する.

    CUDA」にチェックする.その他は,必要なものがあればチェックする.「次へ」をクリック.

    [image]
  12. インストール場所の選択は,既定(デフォルト)のままでよい.「次へ」をクリック.

    [image]
  13. Visual Studio Integration について表示された場合

    表示されなくても問題はない.

    [image]

    表示された場合には,次のように判断する.

  14. このとき,Windows セキュリティの画面が開くことがある.開いた場合には,「インストール」をクリック.
  15. インストールが始まるので,確認する.

    [image]
  16. このとき,グラフィックス・カードのドライバのインストールが始まる場合がある.「インストール」をクリックして,インストールを続行する.
  17. Nsight for Visual Studio についての確認

    Visual Studio がインストール済みのときは,Nsight for Visual Studio がインストールされたことが確認できる.確認したら「次へ」をクリック.

    Visual Studio をインストールしていないときは,Nsight for Visual Studio はインストールされない.

    [image]
  18. インストール終了の確認.「閉じる」をクリック.

    ※ 「コンピュータを再起動してください」と表示される場合がある.そのときは,再起動する.

    [image]

インストール後の確認

環境変数の確認

Windows のシステム環境変数自動で設定されていることを確認

nvcc の確認

nvcc にパスが通っていることを確認する

Windowsのコマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行.

where nvcc

[image]

NVIDIA cuDNN v8.4.1 のインストール

要点

ダウンロードとインストールの手順

  1. ZLIB DLL のダウンロードとインストール

    管理者として実行した コマンドプロンプトで,次のコマンドを実行.

    v11.7」のところは,実際にインストールされているバージョンを確認し,読み替えてください.

    cd "C:\Program Files\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v11.7\bin"
    curl -O http://www.winimage.com/zLibDll/zlib123dllx64.zip
    call powershell -command "Expand-Archive zlib123dllx64.zip"
    copy zlib123dllx64\dll_x64\zlibwapi.dll .
    

    [image]

    Windows で 「Could not locate zlibwapi.dll. Please make sure it is in your library path!」と表示されるときの対処:

    ここの説明を参考に ZLIB DLL をインストールする.

  2. NVidia の cuDNN のウェブページを開く

    https://developer.nvidia.com/cuDNN

  3. ダウンロードしたいので,cuDNNのところにある「Download cuDNN」をクリック.

    [image]
  4. NVIDIA Developer Program メンバーシップに入る

    cuDNN のダウンロードのため.

    Join now」をクリック.その後,画面の指示に従う. 利用者本人が,電子メールアドレス,表示名,パスワード,生年月日を登録.利用条件等に合意.

    [image]
  5. ログインする

    [image]
  6. 調査の画面が出たときは,調査に応じる
  7. ライセンス条項の確認

    [image]
  8. ダウンロードしたいバージョンを選ぶ

    ここでは「NVIDIA cuDNN v8.4.1 for CUDA 11.x」を選んでいる.

    このとき,画面の「for CUDA ...」のところを確認し,使用するNVIDIA CUDA のバージョンに合うものを選ぶこと.

    [image]
  9. Windows 版が欲しいので Windows 版を選ぶ

    [image]
  10. ダウンロードが始まる.

    [image]
  11. ダウンロードした .zip ファイルを展開(解凍)する. その中のサブディレクトリを確認しておく.

    Windows での展開(解凍)のためのソフトには,「7-Zip」などがある.

    [image]
  12. CUDA ツールキットをインストールしたディレクトリ」は,「C:\Program Files\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v11.7」 のようになっている.確認する.

    [image]
  13. 確認したら, さきほど展開してできたすべてのファイルとディレクトリを,「CUDA ツールキットをインストールしたディレクトリ」にコピーする

    [image]
  14. パスを通す. あわせて,システム環境変数 CUDNN_PATH の設定を行う.

nvcc を動かしてみる(マイクロソフト C++ ビルドツールを使用)

nvcc を動かしてみる

  1. C/C++ をコマンドで使いたいので,Visual Studio の x64 Native Tools コマンドプロンプトを開く.

    起動は,Windows のメニューで「Visual Studio 2022」の下の「x64 Native Tools コマンドプロンプト (x64 Native Tools Command Prompt)」を選ぶ.「x64」は,64ビット版の意味である.

    ※ 32ビットのNative Tools コマンドプロンプトでは nvcc が動かない

    以下の操作は,x64 Native Tools コマンドプロンプトで行う

  2. 確認のため,「where cl」を実行.

    エラーメッセージが出ていないことを確認.

    where cl
    

    [image]
  3. nvccの動作確認のため,

    https://devblogs.nvidia.com/easy-introduction-cuda-c-and-c/に記載のソースコードを使用. まず,エディタを開く(ここでは「メモ帳」を使っている).

    x64 Native Tools コマンドプロンプト で,次のコマンドを実行. ファイル名は hello.cu としている.

    cd %HOMEPATH%
    notepad hello.cu
    

    [image]

    その後,ファイルを編集し,ファイルを保存.

    ファイル hello.cu ができる.

    [image]
  4. ビルドと実行.

    「nvcc hello.cu」で a.exp というファイルができる. 「Max error: 0.000000」と表示されればOK.

    うまく動かないときは,まず,マイクロソフト C++ ビルドツールの動作を,別ページの手順により確認し,異常があれば,マイクロソフト C++ ビルドツールのインストールなどで対処.それでも動かないときは,NVIDIA CUDA ツールキット 11.7.0 のインストールしたときの作業に間違いがなかったかを再確認.

    nvcc hello.cu
    

    [image]
    .\a.exe
    

    [image]