Windows の使い方
- 種々のまとめページ: [人工知能,データサイエンス,データベース,3次元], [Windows], [Ubuntu], [Python (Google Colaboratory を含む)], [C/C++言語プログラミング用語説明], [R システムの機能], [Octave]
1. サイト内の主な Windows 関連ページへのリンク
- Windows のまとめ: 別ページ »で説明
- GPU環境でのTensorFlow 2.10.1のインストールと活用(Windows 上): 別ページ »で説明
- Windows での NVIDIA ドライバ,NVIDIA CUDA ツールキット 11.8,NVIDIA cuDNN v8.9.7 のインストールと動作確認: 別ページ »で説明
- Windows での人工知能関係のソフトウエアのインストール: 別ページ »にまとめ
- Windows での主要なソフトウェアのインストールと設定: 別ページ »で説明
- winget を用いて,Windows での主要なソフトウェアのインストール,設定を行う: 別ページ »で説明
- Windows の種々のソフトウェアのインストール(目次): 別ページ »にまとめている.
2. Windows エクスプローラーのファイル表示,コマンドプロンプトの起動,特殊文字(「\」 と「¥」)
- Windowsエクスプローラーでの隠しファイルとファイル名拡張子の表示設定
この設定により,以下の2点が可能となる:
- 通常は非表示となっている隠しファイルやフォルダ(システムファイルなど)が表示される
- ファイルの種類を示す拡張子(.txt,.docxなど)が表示される
実行方法は以下の2通りである:
- グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を使用する方法:
- エクスプローラーを起動する(以下のいずれかの方法)
- デスクトップのフォルダアイコンをクリック
- Windows + E キーを同時押し
- タスクバーのフォルダアイコンをクリック
- エクスプローラーの上部の「表示」(Windows 11 では「表示」メニュー,Windows 10 では「表示」タブ)を選択する
- 「表示」の下で以下の項目をチェックする
- 「ファイル名拡張子」にチェックを入れる
- 「隠しファイル」(「隠し項目」)にチェックを入れる
- エクスプローラーを起動する(以下のいずれかの方法)
- コマンドを使用する方法:
powershell -command "Set-ItemProperty -Path 'HKCU:\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced' -Name 'Hidden' -Value 1" powershell -command "Set-ItemProperty -Path 'HKCU:\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced' -Name 'ShowSuperHidden' -Value 1" powershell -command "Set-ItemProperty -Path 'HKCU:\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced' -Name 'HideFileExt' -Value 0"設定を反映するには,エクスプローラーを開き直すか,サインインし直す.
これらのコマンドは,Windowsレジストリ(システム設定を保存するデータベース)を編集して設定を変更する.レジストリの
HKCUは現在のユーザーの設定を示し,Explorer\Advancedはエクスプローラーの詳細設定を示す. - コマンドプロンプトの起動方法
Windowsのコマンドプロンプトでは,ファイル操作,システム情報の確認,設定変更,インストール作業などをコマンドで実行できる.バッチファイルによる作業の自動化も可能である.
起動方法
- 通常実行:
- スタートメニューの検索窓で「cmd」と入力する
- Windowsキーを押して「cmd」と入力する
- Windowsキー + R で「ファイル名を指定して実行」の画面を開き,「cmd」と入力する
- スタートボタンを右クリックして「ターミナル」を選択する
- 管理者権限でコマンドプロンプトを起動する場合:
システムの設定やインストールなど,システム全体に影響を与える操作では,Windows では管理者権限でコマンドプロンプトを起動することが必要になる場合がある.管理者権限で起動しない通常の状態では,操作に制限がある.
- スタートメニューの検索窓で「cmd」と入力し,「管理者として実行」を選択する
- Windowsキーを押して「cmd」と入力し,「管理者として実行」を選択する
- Windowsキー + R で「ファイル名を指定して実行」の画面を開き,「cmd」と入力し,Ctrl + Shift + Enterキーを同時に押す
- スタートボタンを右クリックして「ターミナル(管理者)」を選択する
- コマンドプロンプトで「
powershell start-process cmd.exe -verb runas」を実行する
- 通常実行:
- Windows日本語環境における「\」と「¥」
Windowsの日本語環境において,バックスラッシュ(\)と円記号(¥)は,同一の文字コード(0x5C)として扱われる.表示のされ方は,フォントや環境によって異なる.
このことは,特にファイルパスを扱うときに関係する.例えば「C:\Users\名前\Documents」というパスは,日本語環境では「C:¥Users¥名前¥Documents」と表示されることがある.どちらの表記も同じ場所を示す.
- 日本語キーボードの場合
「¥」キーを押すと:
- アプリケーションでは,フォントの設定により「\」または「¥」として表示される
- コマンドプロンプトの既定のフォントでは「¥」として表示される
- システム内部では文字コード 0x5C として処理される
- 英語キーボードの場合
「\」キーを押すと:
- アプリケーションでは,フォントの設定により「\」または「¥」として表示される
- コマンドプロンプトの既定のフォントでは「¥」として表示される
- システム内部では文字コード 0x5C として処理される
教科書やオンライン教材が「\」を使用していても,日本語キーボードでは「¥」キーで入力する.
Python では,パスの区切りに「\」や「¥」を使用せず,スラッシュ(/)を使用することで,エスケープの問題を避けることができる:
path = "C:/Users/徳川家康/Documents"異なる環境(Windows と macOS など)でコードを共有する場合には,パスの区切り文字の違いに注意する.Python では
pathlibやos.path.joinを使うことで,環境に依存しないパス指定ができる. - 日本語キーボードの場合
- ファイルを作成するディレクトリ(フォルダ)
このページでは,ファイルを作るために,%HOMEPATH% に設定されているディレクトリを使う.システムが管理するディレクトリの下にファイルを作ろうとすると,書き込み権限がなく失敗する場合があるためである.
次の例では,コマンドプロンプトで,カレントディレクトリを %HOMEPATH% に移動した後,メモ帳 (notepad) を使ってファイルを編集している.
3. 端末,環境変数,パスを通す,管理者として実行
端末
「端末」というとき,端末の機材を使う場合と,端末のソフトウェア(端末の機材相当の機能を持つので「端末エミュレータ」ともいう)を使う場合がある. 端末のソフトウェアとしては,Windows の場合,コマンドプロンプト (Command Prompt),Windows PowerShell,Windows ターミナル (Windows Terminal) などがある. 端末の画面には,シェルのプロンプトが表示され,シェルのコマンドを入れることができる.そして,コマンドの結果を確認することができる.
環境変数
環境変数は,オペレーティングシステムがプロセスに渡す設定値である.Windows では,ユーザごとのユーザ環境変数と,コンピュータ全体に適用されるシステム環境変数がある.
- Windows の検索窓で「環境変数」と入力し,「システム環境変数の編集」を実行する(「PC」を右クリックし,「プロパティ」,「システムの詳細設定」と辿ってもよい)
- 「詳細設定」タブの下部にある「環境変数」を選択し,環境変数を変更するウィンドウを開く
- 値の変更の場合には,「ユーザ環境変数」,「システム環境変数」のなかから環境変数を探してダブルクリックする
- 設定した環境変数は,設定後に新しく起動したプロセスから有効になる.コマンドプロンプトを開いている場合は,開き直す
パスを通す
環境変数 PATH にディレクトリを設定することにより,そのディレクトリを,シェルでのコマンド実行時の検索対象に含めることを「パスを通す」という.
Windows では,検索窓で「環境変数」と入力し,「システム環境変数の編集」を選び,「環境変数」ボタンをクリックして,環境変数の設定画面を開く.
Windows のパス長の制限の解除
Windows では,既定でパス長が 260 文字に制限されている.解除するには,レジストリ HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem の DWORD (32ビット) 値 LongPathsEnabled を 1 に設定する.設定後は再起動する.
管理者権限でコマンドプロンプトを起動し(手順:Windowsキーまたはスタートメニュー > cmd と入力 > 右クリック > 「管理者として実行」),次のコマンドを実行しても設定できる.
reg add "HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem" /v LongPathsEnabled /t REG_DWORD /d 1 /f
Windows のコマンドプロンプト
Windows のコマンドプロンプトは,「ファイル名を指定して実行」で「cmd.exe」と入力して起動できる. Windows のスタートメニューを使っても起動できる.
「ファイル名を指定して実行」の画面は,Windowsキー + R で開く.検索窓に「cmd.exe」と入力して起動することもできる.
管理者として実行
Windows 11 で,Windows ターミナル (Windows Terminal) を管理者として開くときは,検索窓で「ターミナル」または「Terminal」と入力し,メニューで「管理者として実行する」を選ぶ.
Windows で,管理者権限でコマンドプロンプトを起動するときは,メニューを使って,つぎのように操作する(手順:Windowsキーまたはスタートメニュー > cmd と入力 > 右クリック > 「管理者として実行」)。
あるいは,Windows のコマンドプロンプトで,次のコマンドを実行する.
powershell start-process cmd.exe -verb runas
4. ファイル操作(展開,圧縮,検索,文字コード変換)
Windows パソコンで PC を開く
Windows パソコンで「PC」を開きたいときは,検索窓で「PC」と入力する.エクスプローラーを開き(Windowsキー + E),左側の「PC」を選んでもよい.
ファイルの展開(解凍),圧縮(Windows 上)
7-Zip の公式ページ: https://www.7-zip.org/
Windows での 7-Zip のインストール
7-Zip は,ファイルの圧縮と展開(解凍)の機能を持つソフトウェアである.7z,zip,tar,gz,xz などの形式を扱う.
Windows での 7-Zip のインストール手順: Windows での 7-Zip のインストールには,複数の方法がある.次のいずれかによりインストールできる.
いずれの場合でも,既定では c:\Program Files\7-Zip の下にインストールされる.
- 7-Zip の公式ページ https://www.7-zip.org/ からダウンロードしてインストール
詳しくは: 別ページ »で説明
- wingetを用いてインストールする.
管理者権限のコマンドプロンプトで以下を実行する。管理者権限のコマンドプロンプトを起動するには、Windows キーまたはスタートメニューから「
cmd」と入力し、表示された「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択する。REM 7-Zip をシステム領域にインストール winget install --scope machine --id 7zip.7zip -e --silent --disable-interactivity --force --accept-source-agreements --accept-package-agreements REM 7-Zip のパス設定 powershell -NoProfile -Command "$p='C:\Program Files\7-Zip'; $c=[Environment]::GetEnvironmentVariable('Path','Machine'); if((Test-Path $p) -and $c -notlike \"*$p*\"){[Environment]::SetEnvironmentVariable('Path',\"$p;$c\",'Machine')}"
Windows でのパス長の制限と展開(解凍)
Windows では,既定でパスの長さが 260 文字に制限されている.深い階層を含む書庫ファイルの展開(解凍)が,この制限により失敗する場合がある.
制限を解除する手順は次の通りである.
- レジストリエディタ regedit を起動する
-
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystemを開く - DWORD (32ビット) 値の名前: LongPathsEnabled,値: 0x00000001 (1) を設定する
- Windows を再起動する
あわせて,展開先のディレクトリを C:\tmp のような浅い階層にすることでも,パス長の超過を避けられる.
7-zip を用いた展開(解凍)の手順例(Windows)
- 展開(解凍)したいファイルを右クリックし,右クリックメニューから 7-Zip の展開を選ぶ
- 展開(解凍)するディレクトリ(フォルダ)を指定する
ファイル検索(Windows 上)
Windows でのファイル検索には,エクスプローラーの検索窓のほか,Everything などのソフトウェアがある.Everything は,NTFS のファイル名の索引を用いてファイル名を検索する.
Everything の URL: https://www.voidtools.com/
文字コードの変換(Windows 上)
Windows で文字コードを変換する方法には,次のものがある.
- Visual Studio Code で,画面右下の文字コードの表示をクリックし,「Save with Encoding」(エンコード付きで保存)で保存先の文字コードを指定する
- PowerShell を用いる.次のコマンドは,Shift_JIS のファイルを UTF-8 に変換する例である
powershell -NoProfile -Command "Get-Content -Path in.txt -Encoding Default | Set-Content -Path out.txt -Encoding utf8"
5. フリーソフトウェア
フリーソフトウェアは,それぞれの使用許諾条件(ライセンス)の下で無料で利用できる. 使用条件は,利用者自身で確認し,使用条件を守ること. インストールや動作に問題が生じた場合にも,自分の責任で対処すること.
Windows のフリーソフトウエアについては,次のページを参照.
【サイト内の主な Windows 関連ページへのリンク】
- Windows のまとめ: 別ページ »で説明
- GPU環境でのTensorFlow 2.10.1のインストールと活用(Windows 上): 別ページ »で説明
- Windows での NVIDIA ドライバ,NVIDIA CUDA ツールキット 11.8,NVIDIA cuDNN v8.9.7 のインストールと動作確認: 別ページ »で説明
- Windows での人工知能関係のソフトウエアのインストール: 別ページ »にまとめ
- Windows での主要なソフトウェアのインストールと設定: 別ページ »で説明
- winget を用いて,Windows での主要なソフトウェアのインストール,設定を行う: 別ページ »で説明
- Windows の種々のソフトウェアのインストール(目次): 別ページ »にまとめている.
6. エディタ
テキストエディタ
「テキストエディタ」はテキストファイルを編集する機能を持ったソフトウェアである.
Windows には「メモ帳 (notepad)」が備わっている. その他,Windows で使えるエディタとしては Notepad++やVisual Studio Code などがある.
Visual Studio Code
Visual Studio Code はテキストエディタである.拡張機能により,各種プログラミング言語の編集支援,デバッガとの連携などの機能を追加できる.
Visual Studio Code の URL: https://code.visualstudio.com/
- Windows での Visual Studio Code のインストール,設定: 別ページ »で説明
- Visual Studio Code で Python プログラミング(Windows 上): 別ページ »で説明
7. データファイル
CSV
CSV ファイルは,カンマで区切られたテキストファイルである. 例えば,表計算ソフト Excel が出力する CSV ファイルは次のようになっている.
りんご,150,4,200,12月30日に購入した みかん,30,2,60,"25円のものを買う予定だったが,売り切れだった"
このデータは2行のテキストファイルであって,各行が5つのデータを含んでいる. この例から次のことが分かる.
- データは,半角のカンマで区切られている.
- 1行で1つのデータのまとまりになっている.
- データの中に,半角のカンマそのものを含むときには,そのデータをダブルクオートでくくる.
8. リモート接続,ファイル取得
Windows の curl
Windows では curl が標準で備わっているので,インストールせずに使うことができる.次のコマンドで,URL で指定したファイルを取得できる.
curl -L -O https://example.com/sample.zip
Windows での Wget のインストール
ファイルの取得には,標準で備わっている curl を使うことができる.Wget を使いたい場合,Windows でのインストール方法は次の通りである.
- wingetを用いてインストールする.
管理者権限でコマンドプロンプトを起動する(手順:Windowsキーまたはスタートメニュー >
cmdと入力 > 右クリック > 「管理者として実行」)。次のコマンドを実行する.
winget install --scope machine --id JernejSimoncic.Wget -e --accept-source-agreements --accept-package-agreementsインストール先は既定で C:\Program Files (x86)\GnuWin32\bin である.システム環境変数 Path にこのディレクトリを追加することにより,パスを通す.
管理者権限でコマンドプロンプトを起動する(手順:Windowsキーまたはスタートメニュー >
cmdと入力 > 右クリック > 「管理者として実行」)。次のコマンドを実行する.
powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";C:\Program Files (x86)\GnuWin32\bin\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")" - 配布ページ https://eternallybored.org/misc/wget/ から Windows 用の実行ファイルをダウンロードし,パスの通ったディレクトリに置く:
詳しくは: 別ページ »で説明
MobaXterm
MobaXterm は,Windows で動作する端末ソフトウェアである.Personal Edition と Professional Edition があり,Personal Edition は個人利用の範囲で無償で利用できる.X サーバ,ssh,sftp,mosh の機能を同梱している.
利用例
- サーバへのオンライン接続
- サーバとのファイル転送
- WSL の利用時に,X サーバとして利用する
MobaXterm の URL: https://mobaxterm.mobatek.net/
Windows での MobaXterm のインストール: 別ページ »で説明
9. Python 関係
Python の説明
Python はプログラミング言語の1つである.様々な分野で使用され,豊富なライブラリがある.
インストールは次の手順で行うことができる.
- Python の公式サイト(https://www.python.org)にアクセスし,「Downloads」,「Windows」を選択する.
- 「Stable Releases」からインストールしたいバージョンを選ぶ(例:Python 3.13).利用するライブラリが対応しているバージョンを選ぶ.
- 「Windows installer (64-bit)」をダウンロードする.
- ダウンロードしたインストーラを管理者権限で実行する.
- インストーラの最初の画面で,「Install launcher for all users (recommended)」と「Add python.exe to PATH」をチェックし,「Customize installation」をクリックする.
- 次の画面でオプションの機能は既定のままで「Next」をクリックする.
- さらに次の画面で「Install Python 3.xx for all users」を選択し,インストールディレクトリを確認後,「Install」をクリックする.全ユーザ向けにインストールすることで,インストール先のパスにユーザ名が含まれなくなる.ユーザ名に日本語が含まれる場合の不具合を避けることができる.
- インストール中に「Disable path length limit」が表示された場合はクリックしてパス長の制限を解除する.
- インストール完了後,コマンドプロンプトで「
python --version」を実行し,インストールしたバージョンが表示されることを確認する.
【サイト内の関連ページ】
【関連する外部ページ】 Python の公式ページ: https://www.python.org/
Python 処理系
Python プログラムのソースコードを実行するためのソフトウェアである.
Python の起動コマンド
Windows, Ubuntu での Python 起動コマンドについて:別ページ で説明している.
Google Colaboratory
Google Colaboratory は,Web ブラウザ上で Python プログラムを実行できるサービスである.インストール作業なしに利用でき,GPU を利用できる場合がある.
Google Colaboratory について:別ページ で説明している.
Windows での Python のインストール
Python の公式ページ: https://www.python.org/
Windows での Python のインストール: 別ページ »で説明.
Python, pip, Python 開発環境,Python コンソールのコマンドでの起動
Python, pip, Python 開発環境,Python コンソールのコマンドでの起動: 別ページ »で説明.
複数の Python の同時インストール
Windows での複数の Python の同時インストール
Windows での複数の Python の同時インストール: 別ページ で説明している.
Python ランチャー
Python ランチャー (py コマンド) は,複数のバージョンの Python がインストールされているとき,使用するバージョンを指定して起動する機能を持つ.「py -3.13」のようにバージョンを指定する.
Python ランチャー: 別ページ »で説明
venv
venv は,Python の仮想環境を作成する機能を提供するモジュールである.Python の仮想環境は隔離されており,特定のバージョンの Python パッケージを,他の環境と独立して管理できる.
venv について: 別ページ »で説明
virtualenv, virtualenv-wrapper
virtualenv, virtualenv-wrapper について: 別ページ »で説明
pip
pip は Python のパッケージ管理ツールである.
pip について: 別ページ »で説明
Python の setup.py の実行
Python の setup.py の実行: 別ページ »で説明
Python コンソール (Python のシェル)
Python コンソールについて:別ページ で説明している.
Blender の Python コンソール (Python 処理系のシェル)
Blender の Python コンソールについて:別ページ で説明している.
2to3
2to3: 別ページ »で説明.
Jupyter Qt Console
Jupyter Qt Console は Python コンソールの機能を持ったソフトウェアである.
Jupyter Qt Console について:別ページ で説明している.
Jupyter ノートブック (Jupyter Notebook)
Jupyter ノートブックは,Python などのプログラムのソースコード,実行結果などを1つのノートとして残す機能をもったノートブックである.
Jupyter ノートブック について:別ページ で説明している.
JupyterLab
JupyterLab は,Jupyter ノートブックの編集,実行,ファイル管理などの機能を持ったソフトウェアである.
JupyterLab について:別ページ で説明している.
spyder
Spyder について: 別ページ »で説明
PyCharm
PyCharm は Python プログラムの作成,実行,デバッグの機能を持った統合開発環境である.
PyCharm について:別ページ で説明している.
Anaconda3
Anaconda3 について:別ページ で説明している.
Windows での,Python と Anaconda 内の Python の共存
Windows での,Python と Anaconda 内の Python の共存: 別ページ »で説明
10. Windows での C/C++ 開発環境
Windows での C/C++ コンパイラ
Windows での C/C++ コンパイラには Visual Studio の C/C++, msys2 の C/C++ などがある.
- Build Tools for Visual Studio 2022(ビルドツール for Visual Studio 2022)のインストール: 別ページ »で説明
- Visual Studio Community 2022 のインストール(Windows 上): 別ページ »で説明
- Visual Studio Community 2019 version 16.11 のインストール(Windows 上): 別ページ »で説明
- msys2 のインストール手順: 「別のページ」で説明している.
Visual Studio の Native Tools コマンドプロンプト
Visual Studio の ビルドツール(Build Tools) をコマンドラインで使うときは, Visual Studio の Native Tools コマンドプロンプトを使う.このコマンドプロンプトでは,cl(コンパイラ),nmake(ビルドツール)などを使うための環境変数が設定される.
起動方法
Build Tools for Visual Studio 2022(ビルドツール for Visual Studio 2022)の場合で,起動方法を説明する.
起動は,Windows のスタートメニューで「Visual Studio 2022」の下の「x64 Native Tools Command Prompt for VS 2022」で行う.
起動し,確認のため「where cl」を実行した画面を下に示す.
vcvarsall.bat による起動方法
コマンドプロンプト を開くたびに,次のコマンドを実行するという方法もある.
vcvarsall.bat x64
あるいは
vcvarsall.bat x86
vcvars64.bat, vcvars32.bat でも同等の設定が行える.
vcvarsall.bat の場所は次の通りである.
- Visual Studio 2022 Community: C:\Program Files\Microsoft Visual Studio\2022\Community\VC\Auxiliary\Build\vcvarsall.bat
- Build Tools for Visual Studio 2022: C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\2022\BuildTools\VC\Auxiliary\Build\vcvarsall.bat
- Visual Studio 2019 Community: C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\2019\Community\VC\Auxiliary\Build\vcvarsall.bat
実際に,Windows のコマンドプロンプトで vcvarsall.bat を実行し,cl や nmake が使えるようになったか確認する手順は次の通りである.
"C:\Program Files\Microsoft Visual Studio\2022\Community\VC\Auxiliary\Build\vcvarsall.bat" x64
where cl
where nmake
"C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\2019\Community\VC\Auxiliary\Build\vcvarsall.bat" x64
where cl
where nmake
以上で確認できる通り,vcvarsall.bat は, cl や nmake などのコマンドを使えるようにするためのものである.
上記の結果が得られないときは Visual Studio のビルドツールがインストールされていない. その場合は, Visual Studio Installer を起動してビルドツールを追加する.
vcvarsall.bat x64 と vcvarsall.bat x86 の違いは, 64 ビットのプログラムを生成するか, 32 ビットのプログラムを生成するかの違いである. 64 ビット版の Windows では,通常は x64 を使用する.
Microsoft Visual Studio のバージョン番号
Visual Studio のバージョン番号は次の通りである.
Visual Studio 2013: vc12 Visual Studio 2015: vc14 Visual Studio 2017: vc15 Visual Studio 2019: vc16 Visual Studio 2022: vc17 Visual Studio 2026: vc18
Microsoft Visual Studio の C/C++ の 64ビット環境
Microsoft Visual Studio の C/C++ の 64ビット環境をコマンドラインで使うには,次の 2つの方法がある.
- Visual Studio の 「x64 Native Tools コマンドプロンプト (x64 Native Tools Command Prompt)」を使う(Windows のスタートメニューで起動できる).
- コマンドプロンプト で,「vcvarsall.bat x64」を実行する.
msys2 の C コンパイラ
Windows での C/C++ コンパイラには Visual Studio の C/C++, msys2 の C/C++ などがある.
msys2 での hello.c のコンパイル操作例は次の通りである.hello.exe という名前のファイルができる.
gcc -o hello.exe hello.c
デバッガを使う場合には,-g オプションを付ける.
gcc -g -o hello.exe hello.c
コンパイルしたプログラムが使用している DLL 名を表示するには,objdump コマンドを使う.
objdump -p hello.exe | grep "DLL"
デバッガ gdb
起動は,gdb <ファイル名>である.
gdb hello.exe
終了は,quit である.
quit
デバッガ gdb の機能
- ソースの表示: list
- ブレークポイントの設定: break
- プログラムの実行: run
- ステップオーバー: next
ブレークポイントで止まったら,止まった位置から,プログラムを1ステップずつ実行する. 1ステップは,基本的にはプログラムの1行のことである.next コマンドでは, 関数呼び出し自体を1ステップと見なし,関数の中身には入らない. - ステップイン: step
ブレークポイントで止まったら,止まった位置から,プログラムを1ステップずつ実行する. 1ステップは,基本的にはプログラムの1行のことである.step コマンドでは, 関数呼び出しがあると,関数の内部に入って,ステップ実行を続ける. - 続行: continue
ブレークポイントで止まった後,その時点から実行を続行する.次のブレークポイントに出会ったら停止する. - 変数の値の表示: print
デバッグ
デバッグを行うソフトウェアとしては gdb などがある. Visual Studio Code の拡張機能には,デバッガとの連携機構を持つものがある. PyCharm は,Python プログラムのデバッグの機能を持つ.
デバッガには,ブレークポイント,ブレークポイントにおける変数値などの表示,ステップ実行の機能がある. ステップ実行の操作には,以下の通り,ステップイン,ステップオーバー,ステップアウト,続行の操作がある.
- ステップイン
ブレークポイントで止まったら,止まった位置から,プログラムを1ステップずつ実行する. 1ステップは,基本的にはプログラムの1行のことである.関数呼び出し,メソッド呼び出しがあるとき,その関数やメソッドの中に入り,ステップ実行が続く. - ステップオーバー
ブレークポイントで止まったら,止まった位置から,プログラムを1ステップずつ実行する. 1ステップは,基本的にはプログラムの1行のことである.ステップオーバーでは, 関数呼び出し,メソッド呼び出しがあるとき,その関数やメソッドの中には入らない. - ステップアウト
現在の関数やメソッドの呼び出し側にステップ実行が移る. - 続行
実行を続行する.次のブレークポイントに出会ったら止まる.
11. プログラミング用ツール類
バージョン管理システム Git
Git は、ソフトウェアの開発において使用されているバージョン管理システムである.git clone コマンドは、リモートリポジトリからソースコードをローカルマシンにコピー(クローン)するために使用される.1つのコマンドで,リモートリポジトリ全体のコピーを取得できる.
Windows 上で Git をインストールするには,公式ウェブサイト (https://git-scm.com/) から 64-bit Git for Windows Setup をダウンロードし,インストーラーの指示に従ってインストールを進める.PATH 環境変数の設定画面では,コマンドプロンプトから git コマンドを使えるようにするため,「Git from the command line and also from 3rd-party software」を選択する.
次のコマンドの実行により,https://github.com/username/repository.git で指定されたリモートリポジトリを,現在のディレクトリにある repository というディレクトリにクローンできる.
git clone https://github.com/username/repository.git
次のコマンドは,特定のブランチを指定してリポジトリをクローンしている.-b オプションは,クローンするブランチを指定する。この例では、v1.0 というブランチを指定している.
git clone -b v1.0 https://github.com/username/repository.git
【サイト内の関連ページ】 Windows での Git のインストール: 別ページ »で説明
【関連する外部ページ】 Git の公式ページ: https://git-scm.com/
ビルドツール CMake
CMake は,ソフトウェアのビルドプロセスを管理するためのツールである.Windows では,CMake のオプションを確認したい場合には,「cmake-gui」コマンドを使用して,CMake のグラフィカルユーザインタフェースを起動することにより確認ができる.このcmake-guiで,ビルドオプションの設定や,ビルドの実行も可能である.
CMake の使用方法は次の通りである.
- CMake を使用するプロジェクトのソースコードのディレクトリに移動する.
- そのディレクトリにある「CMakeLists.txt」ファイルが,CMake のビルド設定として使用される.
- CMake でジェネレータを指定してビルドファイルを生成する
次のコマンドでは,ターゲットアーキテクチャを64ビットに設定し,ビルドに使用するツールセットのアーキテクチャを64ビットに設定している.コマンドの実行により,既定のジェネレータ(インストール済みの Visual Studio)用の64ビットビルドファイル(.slnファイルなど)が生成される.
cmake -A x64 -T host=x64 ..
- CMake を用いたビルド
生成されたビルドファイルによるビルドは,次のコマンドで行う.ここではビルド構成を「Release」に設定している.
cmake --build . --config Release
ビルドツール CMake のインストール (Windows 上)
Windows で CMake をインストールするには,公式ウェブサイト(https://cmake.org/download/)にアクセスし,"Windows x64 Installer" をダウンロードする.ダウンロードしたインストーラを実行し,インストールオプションで「Add CMake to the system PATH for all users」を選択する.他のオプションは既定のままでよい.
【サイト内の関連ページ】
【関連する外部ページ】
- CMake の公式ダウンロードページ: https://cmake.org/download/
cmake のジェネレータ
cmake のジェネレータは,次のページに説明がある.
https://cmake.org/cmake/help/latest/manual/cmake-generators.7.html
cmake の使い方の例
Windows で Visual Studio の C++ を使うとき
次に示すコマンドは,Visual Studio や NMake のために,プロジェクトのビルド環境を設定し,ビルドを実行する.build ディレクトリを作成し,オプションを指定して CMake を実行後,ビルド構成を「Release」に設定し,ビルドを行う.
Visual Studio 2026 64 ビット版を使うときは次の通りである(「Visual Studio 18 2026」ジェネレータは CMake 4.2 以降で使用できる)
rmdir /s /q build
mkdir build
cd build
cmake -G "Visual Studio 18 2026" -A x64 -T host=x64 ..
cmake --build . --config Release
Visual Studio 2022 64 ビット版を使うときは次の通りである
rmdir /s /q build
mkdir build
cd build
cmake -G "Visual Studio 17 2022" -A x64 -T host=x64 ..
cmake --build . --config Release
Visual Studio 2019 64 ビット版を使うときは次の通りである
rmdir /s /q build
mkdir build
cd build
cmake -G "Visual Studio 16 2019" -A x64 -T host=x64 ..
cmake --build . --config Release
nmake を使うときは次の通りである
rmdir /s /q build
mkdir build
cd build
cmake -G "NMake Makefiles" ..
nmake
主なオプション
- CMAKE_{C,CXX}_FLAGS
C/C++ ソースファイルをコンパイルするときの追加のフラグ.
- CMAKE_{C,CXX}_COMPILER
C/C++ コンパイラ名の指定
cmake でビルドパスやソースパスを指定するときは, 次のように指定する.
cmake -B <ビルドパス> -S <ソースパス>
cd C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\Installer\resources\app\layout
.\InstallCleanup.exe -full
msbuild の実行
msbuild は,Visual Studio のソリューションファイル(.sln)やプロジェクトファイルをコマンドラインからビルドするツールである.実行例は次の通りである.
msbuild hoge.sln /p:Configuration=Release /t:Rebuild /m
msbuild hoge.sln /p:Configuration=Release /p:Platform="x64" /t:Rebuild /m
ninja
Ninja はビルドシステムである.CMake のジェネレータとして「Ninja」を指定して使うことができる.
- Ninja のサイト: https://ninja-build.org
Java JDK (Java Development Kit) のインストールと Java プログラムの実行
JDK は Java プログラムのコンパイルと実行に必要である。長期サポート (LTS) 版として Java 21,Java 25 などがある。
【Java のバージョンの確認】
Java のバージョンは,次のコマンドで確認できる。
java -version
【Windows での Java プログラムの実行】
Windows で,ファイル Main.java を編集し実行するために,次のコマンドを, コマンドプロンプトで実行する.
cd /d c:%HOMEPATH%
notepad Main.java
javac -encoding UTF-8 Main.java
java Main
Main.java として次の Java プログラムを実行すると,結果として「3.000000」が表示される.
class Ball {
double x;
double y;
String color;
public Ball(double x, double y, String color) {
this.x = x;
this.y = y;
this.color = color;
}
public double dist() {
return this.x + this.y;
}
}
public class Main {
public static void main(String[] args) {
Ball a = new Ball(1, 2, "red");
Ball b = new Ball(3, 4, "green");
System.out.printf("%f", a.dist());
}
}
プログラミング: リンク »
【関連情報】
Java 25(Temurin 25 JDK) のインストール
Eclipse Temurin(Adoptium)のインストールを行い、Javaのプログラムをコンパイル・実行する環境を整える。扱う環境は、Windows搭載パソコンである。現時点(2026年6月)での最新LTS版である Java 25(Temurin 25 JDK)を推奨する。
[Windows での Java 25(Temurin 25 JDK) のインストール手順を見るには、ここをクリック]
Windows での Java 25(Temurin 25 JDK) のインストール
以下のいずれかの方法で Java 25(Temurin 25 JDK)をインストールする。JDKがインストール済みの場合、この手順は不要である。
方法 1:winget によるインストール
【インストールコマンドの実行方法】
管理者権限でコマンドプロンプトを起動する(手順:Windowsキーまたはスタートメニュー → cmd と入力 → 右クリック → 「管理者として実行」)。そして、コマンド全体をコマンドプロンプトにコピー&ペーストする。
Temurin の Windows インストーラー(.msi)は、ユーザー単位ではなくマシン単位でインストールされる(1台に1つのインストール)。そのため、システム全体(全ユーザー向け)にインストールするには管理者権限が必要である。インストール完了後、コマンドプロンプトを再起動するとPATHが反映される。
REM Java 25(Temurin 25 JDK) をインストール(PATH と JAVA_HOME を更新)
winget install --id EclipseAdoptium.Temurin.25.JDK -e --silent --accept-source-agreements --accept-package-agreements --override "ADDLOCAL=FeatureMain,FeatureEnvironment,FeatureJarFileRunWith,FeatureJavaHome INSTALLDIR=\"C:\Program Files\Eclipse Adoptium\jdk-25\" /quiet"
上記の --override 内の指定の意味は次のとおりである。FeatureEnvironment はPATH環境変数の更新、FeatureJavaHome は JAVA_HOME 環境変数の更新、FeatureJarFileRunWith は .jar ファイルとJavaアプリケーションの関連付けである。INSTALLDIR はインストール先フォルダの指定である。
方法 2:インストーラーによるインストール
- Adoptium公式サイト(https://adoptium.net/temurin/releases/)にアクセスし、Version として「25 - LTS」、Operating System として「Windows」を選び、
.msi形式のWindows用インストーラーをダウンロードする。 - ダウンロードした
.msiファイルを実行し、インストールプログラムを起動する。 - ライセンス条項を確認し、同意できる場合はチェックを入れて次へ進む。
- 「Installation Scope」画面では「Install for all users of this machine」を選ぶ
- 「Custom Setup(カスタムセットアップ)」画面で、インストールする機能を選択する。既定では「Add to PATH(PATH環境変数への追加)」と「Associate .jar」(.jarファイルの関連付け)が有効になっている。さらに、ツリー内でバツ印(×)が付いている「Set JAVA_HOME variable(JAVA_HOME環境変数の更新)」をクリックして有効に変更することを推奨する。これらを有効にしないと、コマンドプロンプトから
javaコマンドを実行できなかったり、開発ツールがJDKを見つけられなかったりする。 - 「次へ (Next)」をクリックし、続いて「インストール (Install)」をクリックしてインストールを開始する。完了後「Finish」で閉じる。
インストールの確認
コマンドプロンプトで以下を実行する。
java --version
バージョン番号(例:openjdk 25.x.x)が表示されればインストール成功である。「'java' は、内部コマンドまたは外部コマンドとして認識されていません。」と表示される場合は、インストールが正常に完了していないか、PATHが反映されていない(コマンドプロンプトを再起動して再度確認する)。
あわせて、コンパイラと JAVA_HOME も確認しておくとよい。
javac --version
echo %JAVA_HOME%
Eclipse のインストール
Eclipse をインストールする。扱う環境は、Windows搭載パソコンである。
Windows での Eclipse のインストール 以下のいずれかの方法で Java 25(Temurin 25 JDK)をインストールする。JDKがインストール済みの場合、この手順は不要である。 方法 1:winget によるインストール 【インストールコマンドの実行方法】 管理者権限でコマンドプロンプトを起動する(手順:Windowsキーまたはスタートメニュー → winget が使えない場合や,インストール先・パッケージ種類を画面で選びながら導入したい場合は,次の方法を用いる。 方法 2:インストーラーによるインストール 公式サイトからダウンロードしてインストールできる。詳しくはhttps://www.kkaneko.jp/tools/win/eclipse.htmlで説明している。 Eclipse の初期設定、使用方法の基本 詳しくはhttps://www.kkaneko.jp/tools/win/eclipse.htmlで説明している。[Windows での Eclipse のインストール手順を見るには、ここをクリック]
cmd と入力 → 右クリック → 「管理者として実行」)。そして,コマンド全体をコマンドプロンプトにコピー&ペーストする。REM Temurin 25 JDK をインストール
winget install --id EclipseAdoptium.Temurin.25.JDK -e --accept-source-agreements --accept-package-agreements
12. Windows のパッケージマネージャ
ライブラリ
ライブラリは,さまざまなアプリケーションから 共有される機能をまとめたソフトウェアである。 アプリケーションとライブラリは,静的リンクの場合はビルド時に,動的リンクの場合は実行時にリンクされる。
winget
wingetは,Windowsでソフトウェアをインストールするためのコマンドラインツールである.Windows Package Manager の略称である.
winget を用いてソフトウェアをインストールするには,管理者権限でコマンドプロンプトを起動し(手順:Windowsキーまたはスタートメニュー > cmd と入力 > 右クリック > 「管理者として実行」),「winget install」コマンドのオプションにソフトウェア名またはパッケージ ID を指定する.「winget upgrade --all」コマンドを使用して,インストール済みのパッケージを一括で更新することもできる.「winget search <キーワード>」でパッケージを検索できる.
winget のインストール
wingetは,Windows 11 および Windows 10 (1809 以降) では「アプリ インストーラー (App Installer)」の一部として標準で搭載されている.コマンドプロンプトで「winget --version」を実行し,バージョンが表示されれば利用できる.
利用できない場合は,Microsoft Store で「アプリ インストーラー」を検索してインストールまたは更新する.Microsoft Store が使えない環境では,GitHub の winget-cli ページ(https://github.com/microsoft/winget-cli)から最新の msixbundle ファイルをダウンロードして実行する.
wingetを使用すると,Git,CMake,Wget,7-Zip などのソフトウェアをインストールできる.インストール後,コマンドプロンプトから実行できないソフトウェアについては,環境変数 Path にソフトウェアのパスを追加する.
【サイト内の関連ページ】
Git, CMake, Wget, 7-Zip のインストール(winget を使用)(Windows 上): 別ページ »で説明
【関連する外部ページ】
GitHub の winget-cli のページ: https://github.com/microsoft/winget-cli
winget のドキュメント: https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/package-manager/winget/
vcpkg
vcpkg は,C や C++ のライブラリを管理する機能を持ったソフトウェアである.Windows, Linux, macOS で動作する. ダウンロードされたファイルは,downloads の下に保存される.
vcpkg の GitHub のページ: https://github.com/microsoft/vcpkg
Windows での vcpkg のインストール
事前に Git のインストールが必要である: 別項目で説明している.
Git の公式ページ: https://git-scm.com/ , あわせて Visual Studio のビルドツール(Build Tools)のインストールが必要である.
Windows では,管理者権限でコマンドプロンプトを起動し(手順:Windowsキーまたはスタートメニュー > cmd と入力 > 右クリック > 「管理者として実行」),
次のコマンドを実行する.
cd c:\
git clone https://github.com/microsoft/vcpkg
.\vcpkg\bootstrap-vcpkg.bat
Chocolatey
Chocolatey は,Windows で動作するパッケージマネージャである. コマンドラインでアプリケーションのインストールや更新を行える.
- Chocolatey のサイト: https://chocolatey.org
- Windows での Chocolatey のインストール手順: 別ページ »で説明
choco のオプションには,次のようなものがある
- choco install <パッケージ名> --params="'InstallationType:AllUsers'"
AllUsers: 全ユーザ,JustMe: 自分だけ
- choco install <パッケージ名> --params="'AddToPath:1'"
0: 追加しない,1: 追加する
これらの params はパッケージごとに定義されるため,利用できるかどうかは各パッケージのページで確認する.
miniconda3
miniconda は,Python,conda,pip を含む最小構成の配布物である.conda コマンドにより,パッケージのインストールと仮想環境の管理を行える.
URL: https://www.anaconda.com/docs/getting-started/miniconda/main
Windows での miniconda3 のインストール手順は, 別ページ »で説明
13. オペレーティングシステムの運用保守
Windows でのアンインストール
Windows 11 でのアンインストールは, 検索窓で「アプリ」と入力して「インストールされているアプリ」を開き, 対象のアプリの右側のメニューから「アンインストール」を選ぶ.
Windows 10 でのアンインストールは, スタートメニューで「設定」,「アプリ」のように操作し,表示されたアプリを選び,「アンインストール」を選ぶ.
Windows 11 や Windows 10 の更新
Windows は,自動更新を設定している場合には,自動で更新される.
インストールメディアの作成や,バージョンの更新を手動で行う場合は, 次のサイトを利用できる.
Windows Update の実行
次の手順で行う
Windows の検索窓で「windowsupdate」と入れ,検索し,実行する.
- Windows のスタートメニューを右クリックし,「ファイル名を指定して実行」を選ぶ
- 次を実行する
ms-settings:windowsupdate-action
これで,Windows Update の確認が始まる
Windows のバージョン情報の確認
Windows の検索窓で「winver」と入れ,検索し,実行する
Windows のバージョン情報を確認する.
システムファイルの検証と修復
管理者権限でコマンドプロンプトを起動し(手順:Windowsキーまたはスタートメニュー > cmd と入力 > 右クリック > 「管理者として実行」),次のコマンドを実行する.
sfc /scannow
sfc で修復できない場合は,次のコマンドでシステムイメージを修復した後,sfc /scannow を再実行する.
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
Windows でディスクの空き領域を 0 で埋める
削除済みファイルのデータを復元できないようにするために,空き領域を 0 で埋める.Sysinternals の sdelete を使用する.
sdelete の URL: https://learn.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/downloads/sdelete
sdelete -z c:
ARPテーブルの表示
ARP テーブルには,同一ネットワーク上で通信した機器の IP アドレスと MAC アドレスの対応が格納されている. 「arp -a」コマンドにより表示することができる.
14. ファイルの管理
FileZilla でのリモートサーバ上のファイルの削除
リモートサーバ上のファイルの管理には,FileZilla などの FTP/SFTP クライアントを使用する.先頭がピリオドのファイルなど,既定では表示されないファイルを操作するときは,FileZilla のメニュー「サーバー」の「強制的に隠しファイルを表示」を有効にする.
15. Linux コマンド
- ファイル操作
cat ファイル表示 ls ファイル名表示 cp ファイルコピー mv ファイルの移動,ファイル名の変更 rm ファイル削除 cd カレントディレクトリの移動 pwd カレントディレクトリの表示 which コマンドのフルパス表示
- システム
ps プロセス表示 df ディスク情報の表示 sudo 管理者権限でコマンドを実行 passwd パスワードの変更 shutdown システムのシャットダウン uname -a カーネルのバージョンなどの表示
- apt, deb パッケージ(Ubuntu, Debian 系)
apt install パッケージのインストール apt search パッケージの検索 dpkg -L インストール済みパッケージの中身の表示 dpkg -l インストール済みパッケージの表示
- ネットワーク
ip neigh ARPテーブルの表示 ip -s addr IPアドレスの表示 ip -s link ネットワークデバイスの使用状況 ping パケットを送り,応答を調べる ss ソケットの状態表示
- ハードウェア
lsusb USBデバイスの一覧表示 lspci PCIデバイスの一覧表示 lshw ハードウェア情報の表示