国土数値情報 土地利用細分メッシュのラスタ(GeoTIFF)データ
【概要】
国土数値情報の土地利用細分メッシュ(ラスタ版)は,GeoTIFF 形式で配布されている.このページでは,そのダウンロード手順と,ベクタ版(GML 形式)を GDAL でラスタ化する方法を説明する.以前は,GML 形式のデータを GeoTIFF に変換するツール(エコリス株式会社 RASTERTOOL)が公開されていたが,現在は配布されていない.GeoTIFF が必要な場合は,下記のラスタ版データを使う.
キーワード: 国土数値情報, 土地利用細分メッシュ, ラスタ版, GeoTIFF, gdal_rasterize
【目次】
【サイト内の関連情報】
土地利用細分メッシュ(ラスタ版)データの概要
- 内容: 100m(3次メッシュ 1/10 細分)メッシュ単位の土地利用の状況を,田,その他の農用地,森林,荒地,建物用地,幹線交通用地,湖沼,河川などの12 種類の区分で表したもの
- データ形式: GeoTIFF
- 座標系: JGD2000(緯度経度)
- データ基準年度: 2014 年度(平成 26 年度)
- 使用許諾条件: 商用可(国土数値情報の利用約款を確認する)
土地利用細分メッシュ(ラスタ版)データのダウンロード
- 土地利用細分メッシュ(ラスタ版)データの Web ページを開く.
https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-L03-b_r.html
- ダウンロードしたい範囲を選び,
「選択」をクリックする.
- ファイルを選択し,
「選択」をクリックする.
- アンケートに回答する.
- 約款を確認する.
-
「ダウンロード」をクリックする.
- ダウンロードが始まるので確認する.
- ダウンロードした .zip ファイルを展開(解凍)する.分かりやすいディレクトリに置く.
- 展開(解凍)してできた .tif ファイルを確認する.
OSGeo4W Shell を起動し,gdalinfo でサイズ,座標系,データ型を確認できる.
gdalinfo <ファイル名.tif>
ベクタ版(GML 形式)を GDAL でラスタ化
ラスタ版が用意されていない年度のデータを使いたい場合は,ベクタ版(GML 形式)をダウンロードし,gdal_rasterize でラスタ化する.
- 前準備として,OSGeo4W のインストールを行っておく.
あわせて,環境変数 GDAL_DATA を「C:\OSGeo4W\share\gdal」に設定しておく.
- 土地利用細分メッシュ(ベクタ版)データの Web ページを開き,データをダウンロードして展開(解凍)する.
https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-L03-b-v3_1.html
- OSGeo4W Shell を起動する.
Windows のスタートメニューを使用する.
- ogrinfo で,レイヤ名と属性名を確認する.
ogrinfo -so -al <ファイル名.xml> - gdal_rasterize でラスタ化する.
-a に画素値として使う属性名,-tr に 1 画素の大きさ(緯度経度の座標系では度単位)を指定する.
gdal_rasterize -a <属性名> -tr 0.000125 0.0000833333 -a_nodata 0 -ot Byte -of GTiff <ファイル名.xml> out.tif* 上の -tr の値は,100m メッシュ(3次メッシュ 1/10 細分)1 画素分の経度差と緯度差である.