Eclipse で Android sl4a のプログラムを作成してみる

前準備

前準備として,下記のインストールが済んでいること.

(オプション) Android エミュレータの作成と起動

デバッグのために Android エミュレータが便利な場合がある.

  1. SD カード・イメージファイルの作成

    ◆ 作成手順例

    mksdcard 500M /var/tmp/sdcard
    
  2. Android AVD マネージャの起動
    android avd
    
  3. Android エミュレータ作成

    SD カードは、先ほど作成した SDカード・イメージファイル名を指定する

  4. Android エミュレータの起動
  5. いま作成した Android エミュレータを、SL4A のデバッグ用に使いたい場合には、 SL4A のインストールと、各種インタプリタのインストール を行う

Eclipse でテンプレート

Eclipse プロジェクト形式になった SL4J プログラムが配布されているので、ひな形(テンプレート)として使うことにする.

  1. ダウンロード

    次のURLにからダウンロードする。ダウンロードしたファイルは、わかりやすいディレクトリ(例えば /tmp)に保存する.

    https://android-scripting.googlecode.com/hg/android/script_for_android_template.zip

  2. (オプション)解凍して中身を確認

    Ubuntu での実行手順例

    cd /tmp
    unzip script_for_android_template.zip
    
  3. Eclispe を起動
  4. ファイル (File)」 → 「インポート (Import)」 と操作
  5. 一般」を展開し、 「既存プロジェクトをワークスペースへ」を選ぶ、 「次へ (Next)」をクリック
  6. 先ほどダウンロードした zip ファイルを選び、「完了」をクリック.
  7. ScriptForAndroidTemplate」という名前のプロジェクトができるので確認する
  8. project.properties で、ターゲットの Android のバージョンを指定

    ◆ バージョン 4 に指定したい場合

    target=android-4 
    

    ◆ バージョン 17 に指定したい場合

    target=android-17 
    

    インストール済みの Android SDK のバージョンは、Android SDK マネージャで確認できる.

    1. 前もって、開発対象の Android 実機に搭載されている Android のバージョンを確認しておく
    2. Android 実機の Android バージョンと同じ Android SDK をインストールしておく
    3. project.properties に正しいバージョンを指定する
  9. 自動でビルドが行われる

    エラーを示す印が無いことを確認する

  10. 実行したいので、プロジェクトを右クリックし、 「実行」 → 「Android アプリケーション」と操作する
  11. 実行したい Android デバイスの選択
  12. Logcat に関する確認表示
  13. Android 機器側に「Python をインストールするか」と表示された場合には、インストールする
    1. インストールの問いに対して「Yes」
    2. ダウンロード (Downloads) を選ぶ
    3. Pythonの apk ファイルを選ぶ
    4. インストールを指示する
    5. インストールが始まるので確認する
    6. Open」を選ぶ
    7. Install」を選ぶ
  14. 表示が現れて、すぐに消える

    これでテスト実行はOK.