データフレームからの散布図作成,画像ファイルに保存(R システム,ggplot2,plot を使用)
このページでは,R システムでのグラフ作成について,
次のことを行う.
【目次】
【関連する外部ページ】
R システムの CRAN の URL: https://cran.r-project.org/
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前準備
R システムのインストール
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ggplot2 のインストール
R システムで,次のコマンドを実行し,ggplot2 をインストールする.
このとき「Secure CRAN mirrors」のような,ミラーサイトの選択画面が出たときは「Japan」のものを選ぶ.
install.packages("ggplot2")
データフレームからの散布図の作成
x 値を格納したベクトル,y 値を格納したベクトルを引数として plot() 関数を使うと,散布図が作成される.
この場合「X[,c("属性名")]」のような書き方で,X から列を抜き出して,ベクトルを作る.
- Iris データセットの散布図の例
plot( iris[,1], iris[,2], col=iris[,5] )
library(ggplot2) p <- ggplot(iris) p + geom_point( aes(x = iris[,1], y = iris[,2], colour = iris[,5]) ) + scale_colour_hue()
グラフの画像ファイルへの保存
グラフィカル・デバイスの種類
- postscript pdf pictex : LaTeX/PicTeX ファイル
- png : PNG ファイル
- jpeg : JPEG ファイル
- bmp : BMP ファイル
- windows : Windows
- x11 : UNIX, Linux
など.
詳細は「help(Devices)」で確認できる
グラフィカル・デバイスを用いたグラフの画像ファイルの保存
例えば,PNG ファイルを作りたいときは,最初に「png()」を実行.最後に「dev.off()」で,ファイルを閉じる. すると,作業ディレクトリにファイルができる.作業ディレクトリは,getwd() で分かる.
png( file="C:/1.png" ) のように,ファイル名をフルパスで指定することもできる.ここで「/」を使っているのは「\」の書き間違いではない.
library(ggplot2)
png("1.png")
p <- ggplot(iris)
p + geom_point( aes(x = iris[,1], y = iris[,2], colour = iris[,5]) ) + scale_colour_hue()
dev.off()
getwd()

ファイルができる.ファイルを表示すると次のようになる.
