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Blender 最新版のビルドとインストール(最新版のソースコードを使用)(Ubuntu 上)

Blenderは,3次元コンピュータグラフィックス・アニメーションソフトウエア. 3次元モデルの編集,レンダリング、光源やカメラ等を設定しての3次元コンピュータグラフィックス・アニメーション作成機能がある.

【このページの目次】

  1. 前準備
  2. Blender のソースコードのダウンロード(Blenderサイトから最新版をダウンロード)
  3. Ubuntu で Blender のビルドとインストール
  4. Blenderに Wavefront OBJ形式ファイルをインポート
  5. Blender 2.81 の Python コンソール (Blender Python console) を使ってみる
  6. メニュー等の日本語化

サイト内の関連 Web ページ:

先人に感謝.

参考 Web ページ

キーワード:Blender, Wavefront OBJ, インポート


前準備

OS のシステム更新

Ubuntu で OS のシステム更新を行うときは, 端末で,次のコマンドを実行.

sudo apt update
sudo apt -yV upgrade
sudo /sbin/shutdown -r now

p7zip-full のインストール

端末で,次のコマンドを実行.

sudo apt -yV install p7zip-full

GNU コンパイラ・コレクション(C, C++ 処理系),make のインストール

端末で,次のコマンドを実行.

sudo apt -yV install build-essential gcc g++ make 

Blenderが使用する Python のバージョンの確認

Blender 2.81 で使用されている Python は 3.7.4 (下図)

[image]

Blender のソースコードのダウンロード(Blenderサイトから最新版をダウンロード)

  1. blender の Web ページを開く

    http://www.blender.org/

  2. Download」をクリック

    [image]
  3. Source Code」を選ぶ

    [image]
  4. ダウンロードの開始

    ※ ダウンロードしたファイルは分かりやすいディレクトリに置く.

  5. ソースコードの展開(解凍)
    cd /tmp
    7z x <先ほどダウンロードしたディレクトリ>/blender-2.81.tar.xz
    tar -xvf blender-2.81.tar
    

    [image]

Ubuntu で Blender のビルドとインストール

https://wiki.blender.org/wiki/Building_Blender/Linux/Ubuntu/CMake に記載の手順で行う

  1. Blender のビルドのための前提ソフトウエアを、パッケージを用いてインストール
    sudo apt -y build-dep blender
    sudo apt -yV install libx11-dev libxi-dev libsndfile1-dev libopenexr-dev libjpeg-dev libopenal-dev libalut-dev libglu1-mesa-dev libsdl-dev libfreetype6-dev libavdevice-dev libavformat-dev libavutil-dev libavcodec-dev libswscale-dev libx264-dev libxvidcore-dev libmp3lame-dev libspnav-dev 
    
  2. Blender 2.81 のソースコードからのビルド
    しばらく待つ.エラーメッセージが出ないことを確認する.
    cd /tmp
    cd blender-2.81
    make full
    
  3. すでにビルドはできたが,今度は,オプションソフトウエアを準備し,ビルドをやり直すことにする. まず,Blender に付属のスクリプト install_deps.shを実行して,オプションソフトウエアを準備する.
    cd /tmp
    cd blender-2.81
    ./build_files/build_environment/install_deps.sh --build-all
    

    [image]
  4. 続行の確認
    y」,Enter キー

    [image]
  5. 終了の確認

    次のようなエラーメッセージが出る場合がある.無視して続行することにする.

    [image]
  6. スクリプト install_deps.shで準備されたソフトウエアの確認

    /opt/lib の下に、いくつかのソフトウエアがインストールされる。 Blender 2.81 では,Python のバージョンは 3.7.4

    ls -al /opt/lib
    

    [image]
  7. スクリプト install_deps.shで準備された Python には、自動でパスが通らないことの確認

    ※ 特別な理由が無い限り /opt下に新しく入った Python は,Blender でのみ使うことにしたい。なので、パスは通さない

    which python
    which pip
    

    [image]
  8. Blender 2.81 が使用する Python 3.7 での pip の更新

    次のコマンドで pip更新 を行う.

    cd /tmp
    sudo rm -f get-pip.py
    wget https://bootstrap.pypa.io/get-pip.py
    sudo /opt/lib/python-3.7.4/bin/python3.7m get-pip.py 
    

    [image]
  9. Blender 2.81 が使用する Python 3.7 での numpy, lxml, six のインストールを行ってみる

    今後、Blender 2.81 が使用する Python 3.7 で、さまざなパッケージをインストールしたくなったとき、同様の手順になる.

    sudo /opt/lib/python-3.7.4/bin/python3.7m -m pip install -U numpy
    sudo /opt/lib/python-3.7.4/bin/python3.7m -m pip install -U lxml
    sudo /opt/lib/python-3.7.4/bin/python3.7m -m pip install -U six
    

    [image]
  10. Blender 2.81 のソースコードからのビルド
    cd /tmp
    cd blender-2.81
    make full
    

    [image]
  11. ビルド結果の確認

    [image]

    make のオプションについては「make help」で確認できる

  12. インストール

    ../build_linux_full というディレクトリにできているので,適切な ディレクトリにコピーして使う.


Blenderに Wavefront OBJ形式ファイルをインポート

<前準備>

説明のため Wevefront OBJ形式ファイル Wavefromt MTL形式ファイルを使う. この資料で使用している Wevefront OBJ形式ファイル, Wavefromt MTL形式ファイルは,次からダウンロードできる

Wavefront OBJ 形式ファイルとは 3次元コンピュータグラフィックスのファイル形式.ポリゴンなどの情報が書かれているファイル.

[image]

Wavefront MTL 形式ファイルとは マテリアルの情報が書かれているファイル.

[image]
インポート手順
  1. blender を起動
  2. blenderが起動するので確認

    [image]
  3. 中央の黒い四角のウインドウをクリックすると消える.

    [image]
  4. 中央にある立方体のオブジェクト(灰色のもの)を消したい.中央にある立方体のオブジェクトを右クリックし,「DELETEキー」を押して削除

    [image]
  5. Wavefront obj ファイルをインポートしたい. メニューで「File」,「Import」と操作し「Wavefront (.obj)」を選択

    [image]
  6. インポートしたいファイルをダブルクリック (ここでは sample.obj を選んでダブルクリックしている)

    [image]

    次の2つのファイルをダウンロードして使っている.

    ※ sample.obj をインポートした場合,マウスホイールを操作して,ズームアウトしていくと,オブジェクトが現れる


Blender 2.81 の Python コンソール (Blender Python console) を使ってみる

Blender での画面レイアウトの切り替え

Blender Python コンソール (Blender Python console) で Python スクリプトを実行してみる

  1. blender を起動
  2. Blender の画面レイアウトを「スクリプティング(Scripting)」に変える

    画面レイアウトとして「Scripting」を選ぶ.

    [image]
  3. コンソール画面が開くので確認する

    コンソール画面の中では, IPython シェルが動いている.

    [image]
  4. 試しにBlender オブジェクトの一覧表示を行ってみる.

    コンソール画面で次を実行

    for i in bpy.data.objects:
        print(i.name)
    

    Blender オブジェクトが確認できる(下の実行結果例では Camera, Cube, Lamp の 3つ)

    [image]

メニュー等の日本語化

  1. File (ファイル)メニューで, 「User Preferences (ユーザー設定)」を選ぶ.

  2. System (システム)」をクリック.

  3. International Fonts (ローカライズ)」をチェック.

  4. 日本語のフォントを選ぶ

  5. Interface (インターフェイス)」と, 「Tooltips (ツールチップ)」をクリック.

  6. Save User Settings (ユーザー設定の保存)」をクリック.


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問い合わせ先: 金子邦彦(かねこ くにひこ) [image]