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Eigen 最新版のインストール(ソースコードを使用)(Windows 上)

Eigen は、次の機能を持つ C++ テンプレートライブラリ。SSEを使うように最適化されている。

Eigen のインストールは,複数の方法がある.

Windows で,Eigen 最新版をソースコードからビルドして,インストールする手順をスクリーンショット等で説明する.

目次

eigen の利用条件などは、利用者が確認すること

謝辞

eigen の作者に感謝します

前準備

インストールに使用するソフトウェア

Windows では,前準備として次を行う.

NVIDIA ドライバ,NVIDIA CUDA ツールキット 11.7.0, NVIDIA cuDNN 8.4.1 のインストール

GPU は,グラフィックス・プロセッシング・ユニットの略で、コンピュータグラフィックス関連の機能,乗算や加算の並列処理の機能などがある. NVIDIA CUDA ツールキット は,NVIDIA社が提供している GPU 用のプラットフォームである.

【インストール手順の詳細説明】

NVIDIA ドライバについて

  1. 古いNVIDIA ドライバ,NVIDIA CUDA がインストール済みのとき,不要なものがあればアンインストール

    Windows のスタートメニューで「設定」,「アプリ」と操作して,「NVIDIA ・・・」を削除

  2. NVIDIA グラフィックス・カードの種類を調べる

    hwinfo (URL: https://www.hwinfo.com) を使って調べることができる.

  3. あとで,NVIDIA CUDA ツールキットをインストールするときに,NVIDIA ドライバを同時にインストールすることができる.

    あとで、NVIDIA CUDA ツールキットをインストールするので、そのときに、NVIDIA ドライバもインストールすることにする.次へ進む.

    但し, NVIDIA CUDA ツールキットの古いバージョンを使う場合には,次のページから,最新のNVIDIA ドライバをダウンロードして,インストールする.

    NVIDIA ドライバのダウンロードページ: https://www.nvidia.co.jp/Download/index.aspx?lang=jp

NVIDIA CUDA ツールキット 11.7.0,NVIDIA cuDNN 8.4.1 のインストール

Windows での NVIDIA ドライバ,NVIDIA CUDA ツールキット 11.6.2NVIDIA cuDNN v8.4.0 のインストール: 別ページで説明している.

(オプション)数値演算ライブラリ等のインストール(vcpkg を使用)

必要な場合には,次のように操作する.

  1. 事前にvcpkg のインストールを行っておく.
  2. コマンドプロンプト管理者として実行し,次のコマンドを実行.
    c:\vcpkg\vcpkg --triplet x64-windows install blas fftw3[sse,sse2,avx,avx2,threads] gmp hwloc metis mpfr  openblas[threads] pthread superlu
    
  3. システム環境変数 Pathに,c:\vcpkg\installed\x64-windows\bin追加することにより,パスを通す

    管理者として実行した コマンドプロンプトで,次のコマンドを実行.

    call powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\vcpkg\installed\x64-windows\bin\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
    

eigen のインストール(マイクロソフト C++ ビルドツール (Build Tools) を使用)

  1. Visual Studio の x64 Native Tools コマンドプロンプトを開く.

    起動は,Windows のメニューで「Visual Studio 20..」の下の「x64 Native Tools コマンドプロンプト (x64 Native Tools Command Prompt)」を選ぶ.「x64」は,64ビット版の意味である.

    「x64 Native Tools コマンドプロンプト (x64 Native Tools Command Prompt)」がないとき:

    C++ ビルドツール (Build Tools) のインストールを行うことで, 「x64 Native Tools コマンドプロンプト (x64 Native Tools Command Prompt)」がインストールされる.その手順は,別ページで説明している

  2. eigen のインストールディレクトリを削除する
    c:
    cd c:\
    rmdir /s /q eigen
    

    [image]
  3. eigen のソースコードをダウンロード
    cd c:\
    git clone https://gitlab.com/libeigen/eigen.git
    

    [image]
  4. cmake の実行

    cmake でのオプションについて

    cmake のオプションの 「Visual Studio 17 2022」のところは, 使用する Visual Studio のバージョンにあわせること. Visual Studio 2022 のときは,「Visual Studio 17 2022」. Visual Studio 2019 のときは,「Visual Studio 16 2019

    cmake の実行手順例は次の通り

    cd c:\
    cd eigen
    del CMakeCache.txt
    rmdir /s /q build
    mkdir build
    cd build
    del CMakeCache.txt
    cmake -G "Visual Studio 17 2022" -T host=x64 ^
        -DCMAKE_BUILD_TYPE=Release ^
        -DCUDA_NVCC_FLAGS="-allow-unsupported-compiler" ^
        -DCMAKE_INSTALL_PREFIX="c:\eigen" ^
        -DEIGEN_TEST_CUDA=ON ^
        -DCMAKE_TOOLCHAIN_FILE=C:/vcpkg/scripts/buildsystems/vcpkg.cmake ^
        -DVCPKG_TARGET_TRIPLET=x64-windows ^
    ..
    

    [image]
    (以下省略)

    上に示した「実行手順例」でのcmake でのオプションを調整するとしたら

  5. cmake の実行結果の確認

    ※ 下図のとおりになるとは限らない.自動設定がうまくいっていない場合は、1つ上の「cmake の実行」のところを、設定を変えてやり直す

    [image]
  6. ソースコードからビルドし、インストールする
    cmake --build . --config RELEASE
    cmake --build . --config RELEASE --target INSTALL
    
  7. 実行結果の確認

    エラーメッセージが出ていないことを確認.最後のほうに「0 エラー」のように表示されるのを確認.

    [image]
  8. システム環境変数 EIGEN_ROOT に,c:\eigen を設定

    管理者として実行した コマンドプロンプトで,次のコマンドを実行.

    call powershell -command "[System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"EIGEN_ROOT\", \"c:\eigen\", \"Machine\")"