BlenderとBlenderGISを使用した3次元地図作成のガイド

概要

3次元地図は,実世界をデジタル空間で立体的に表現した地図である.BlenderとそのアドオンであるBlenderGISを用いると,OpenStreetMapなどの地理空間データ(GISデータ)を取り込み,建物や地形を含む都市モデルを生成できる.本資料では,導入,作成手順,データライセンスの注意点を解説する.

BlenderGISで作成した3次元都市モデルの例

目次

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前準備

Blenderは,3次元コンピュータグラフィックス・アニメーションの制作ソフトウェアである.3次元モデルの編集,光源やカメラ等の設定,レンダリングにより,3次元コンピュータグラフィックス・アニメーションを作成できる.

メニューの日本語化は,「編集(Edit)→プリファレンス(Preferences)→インターフェイス(Interface)→翻訳(Translation)」で設定できる.

1. 概要と基本原理

3次元地図は,実世界をデジタル空間で立体的に表現した地図である.都市計画,防災管理,観光振興,建築設計などの分野で利用されている.

主な応用分野

2. BlenderGIS

BlenderGISは,地理空間データをBlender上で扱うためのアドオンである.GNU General Public License v3.0(GPL-3.0)の下でオープンソースとして公開されている.Blenderのバージョンによりアドオンのインストール画面の名称が異なる場合があるため,利用前に公式リポジトリで対応状況を確認する.BlenderGISは次の機能を持つ.

3. 作成手順

3次元地図の作成は,以下の手順で行う.

準備

ベースマップの設定

標高データの取得

OSMデータの取得

4. 考慮事項

3次元地図の制作と運用では,各データソースの著作権とライセンスの利用条件を確認し,遵守する必要がある.

5. 出力と活用

生成された3次元地図データは,次の形式・環境へ出力できる.

活用例

技術用語