【概要】 Windowsの操作,プログラム作成,各種ツールの活用,Windowsの保守には,次のことが役立ちます.まず,フォルダオプションの設定により,ファイル名拡張子や隠しファイルを表示することができます.また,Windowsでは「コマンドプロンプトを使用して操作する方法や管理者権限での実行方法も重要です.さらに,環境変数やパスの設定により,システムの設定を柔軟にカスタマイズすることができます.さまざまなソフトウェアの活用も重要であり,ファイル検索ソフトウェアやテキストエディタ,ファイル転送ツール,リモート接続ツールなどが作業効率を向上させます.また,CSVファイルの管理方法やデータの形式についても理解する必要があります.プログラミング言語としてPythonやC/C++を活用する場合,それぞれのインストール方法や処理系,開発ツール,ライブラリの扱い方について学ぶ必要があります.さらに,GitやCMakeなどのプログラミング関連ツールを活用することで,効率的な開発が可能です.Windowsシステムの保守には,Windows Updateの実行やシステムイメージのチェック・修復,ディスクの空き領域の確認などが必要です.
【目次】
Windowsのインストールは次の手順で行うことができる.
これはBIOSメニューやブートメニューを用いて行う. Windows を再起動し,BIOSメニューを出すためのコマンドとして「shutdown /r /fw /t 0」を使うことができる (ハードウェア設定に依存するため,必ずBIOSメニューが表示されるわけではない).
【サイト内の関連ページ】
【関連する外部ページ】
Windows 11のセットアップでは,不要なプリインストールアプリをスクリプトで一括削除し,サービス設定もスクリプトで行う.ディスクのクリーンアップ,デフラグ,そして空き領域のゼロフィルもWindowsでは「コマンドプロンプトから実施できる.別のWebブラウザや,いくつかの便利なフリーソフトウエアのインストールも推奨される.さらに必要に応じてプログラミングに便利なWSL 2とUbuntu 22.04もセットアップする.最後に必要に応じてMicrosoft PC Manager のインストール,Microsoft Sysinternalsツールをダウンロードし,システムツールの使用準備を行う.これらの手順により,簡単で確実にWindows 11のセットアップが可能である.
【サイト内の関連ページ】
ファイル名拡張子や隠しファイルの表示設定により,作業効率を向上させることができる.
「ファイル名拡張子」をチェック,「隠しファイル」をチェック.
設定の例
設定の例
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
reg add "HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced" /v Hidden /t REG_DWORD /d 1 /f reg add "HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced" /v ShowSuperHidden /t REG_DWORD /d 1 /f
端末は,物理的なハードウェア(機材)としての端末と,ソフトウェアとしての端末(しばしば「端末エミュレータ」と呼ばれる)の二つの形態がある.端末エミュレータは,ハードウェアの端末と同等の機能をソフトウェアとして実現している.ソフトウェアとしての端末の一例として,Windowsでは「コマンドプロンプト」が該当する.端末の画面には,通常,シェルのプロンプトが表示される.シェルのプロンプトにはコマンドを入力することが可能で,入力したコマンドを実行して結果を確認することができる.
Windowsでは「コマンドプロンプト」は,Windowsにおける重要なツールの一つである. Windowsではコマンドプロンプトを使うことで,システムの操作や管理を効率的に行うことができる. WindowsでWindowsではコマンドプロンプトを開くには,検索窓に「cmd」と入力し,検索結果から実行する.これが簡単な方法である.
また,Windowsではコマンドプロンプトを管理者として実行」する方法も理解しておくことが役立つ.特定の管理作業や高度な設定変更を行う場合には,この機能が必要となることがある. 「管理者として実行」しない通常の状態では,Windowsではコマンドプロンプトには一部制限がある.これらの制限についても理解しておくことも大切である.
Windowsではコマンドプロンプト内で円記号「¥」が表示されることについても理解しておくと良いだろう.この記号は,WindowsのWindowsではコマンドプロンプトにおいてディレクトリの区切りを示している.
次は Windows 10 で起動している画面である.
コマンドプロンプトの利用上の注意点は次の通りである.
Windowsのコマンドプロンプト内では円記号「¥」として表示される.これは,システムの正常な動作である.
Windowsのコマンドプロンプトで,ファイルを作成することが可能である. 下記の例では、まずカレントディレクトリをユーザーのホームディレクトリ(%HOMEPATH%)に移動している.そして,メモ帳(notepad)を使用して新しいファイルを作成し、内容を編集している.
Windowsで一般ユーザー権限のコマンドプロンプトからファイルを作成できないディレクトリは,主に C:\Windows,C:\Program Files,C:\Program Files (x86) などのシステム関連のフォルダである. これらのディレクトリに対しては,一般ユーザー権限では書き込みや変更ができない. そのため,一般ユーザー権限のコマンドプロンプトからファイルを作成できないディレクトリにファイルを作成したり,既存のファイルを変更したりするには、「管理者として実行」する必要がある.
Windows のコマンドプロンプトを管理者として実行するための簡単な手順は次の通りである. 1.Windows の 検索窓に「cmd」と入れる. 2.表示された検索結果からコマンドプロンプトを選ぶ. 3.右クリックメニューで「管理者として実行」を選ぶ.
スタートメニューを使って,次のように操作しても起動できる. 次は Windows 10 のスタートメニューである.
あるいは,Windows のコマンドプロンプトで,次のコマンドを実行する
powershell start-process cmd.exe -verb runas
Windows 11 で,Windows Terminal を管理者として開くときは,検索窓で「Windows Terminal」あるいは「Terminal」を入れ,メニューで「管理者として実行する」を選ぶ.
環境変数とパスの設定は,プログラミングやソフトウェア開発作業において重要な役割を果たす. これらの設定は,システムがプログラムやコマンドを正しく認識し,またそれらを適切な場所から実行するために必要である. 環境変数とパスが適切に設定されていると,フルパスを指定せずにコマンドやプログラムを簡単に実行することができる.
環境変数「PATH」は,シェルがコマンドを実行する際にどのディレクトリを検索対象にするかを定めるものである.そのため, フルパスを指定せずにコマンドやプログラムを簡単に実行することができようになる.実行したいコマンドやプログラムのパスを 環境変数「PATH」に追加する操作を「パスを通す」という.
Windows では,「PC」 → 「プロパティ」 → 「詳細設定」 → 「環境変数」のように操作して, 環境変数の設定画面を出す.
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
reg add "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem" /v "LongPathsEnabled" /t REG_DWORD /d "1" /f
Windows パソコンで,「PC」を開きたいときは,検索窓で「PC」と入れて,開くことができる.
7-Zipはファイルやフォルダの圧縮・解凍作業を行うためのツールである.Windows の標準機能では簡単に扱えない各種形式のアーカイブファイルを扱うことが可能である.
7-Zip の公式ページ: https://sevenzip.osdn.jp/ からダウンロードしてインストールする.
Windows では, コマンドプロンプトを管理者として開き, 次のコマンドを実行することにより, 7-Zip 23.01 のインストールを行うことができる.
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
mkdir %HOMEPATH%\7zip cd %HOMEPATH%\7zip curl -O https://www.7-zip.org/a/7z2301-x64.exe .\7z2301-x64.exe powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\Program Files\7-Zip\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
【サイト内の関連ページ】
【関連する外部ページ】
Search Everythingは,Windows上で動作する高速なファイル名検索ソフトである.このツールは,全てのファイル名とフォルダ名をリアルタイムにインデックス化し,自動更新する.新しく作成されたり移動されたりしたファイルも直ちに検索可能である.
【サイト内の関連ページ】
【関連する外部ページ】
Windows での文字コード変換ソフトウェアには,charsetConverter などがある.
「テキストエディタ」はテキストファイルを編集する機能を持ったソフトウェア.
Windows には,「メモ帳 (notepad)」や,「ワードパッド (wordpad)」などのテキストエディタが標準で備わっている.これらは,テキストファイルの作成や編集に利用できる. その他,より高機能なテキストエディタやソースコードエディタとして,Visual Studio Code,Emacs,Notepad++などがWindows で利用可能である. これらは,プログラミングや文書作成に置いて便利なツールになる.
Visual Studio Code は,テキストエディタとしての 機能を備え,豊富な拡張機能をもち,ソースコードの編集やデバッグを効率的に行うことができる開発環境である. 多様なプログラミング言語に対応しており,ソースコードのシンタックスハイライトやコード補完,Gitの統合など,ソースコードの編集やデバッグに便利な機能を幅広く提供している.
【サイト内の関連ページ】
【関連する外部ページ】
Emacsの操作は,キーボードによるコマンドが中心で,そのコマンドを通じてテキスト編集,ファイル操作,文字列の置換,画面操作など,幅広い作業を行うことが可能である. 詳細な操作指示は通常,画面の最下部(ミニバッファ)で行う. Emacsにはメニューバーも存在し,メニューからも一部の機能を利用できる.メニューを使う場合,操作に応じてダイアログ画面が開くこともある.以下に,Emacsでよく使われる主要な操作とそのキーボードショートカットをまとめている.
これらはあくまで基本的な操作である. ここに挙げた以外にも,豊富な機能があり,カスタマイズも可能である.
Emacsは,最初は少し難しいと感じるかもしれないが,強力な機能があり,カスタマイズ可能も可能であることから, マスターすれば,コーディングや文書作成の効率を向上させることが可能である. Emacsの機能は多岐にわたり,全てを一度に覚えることはない. 最初は基本的な操作から始め,徐々に高度な操作やカスタマイズに進むことを勧める. 必要なときに,必要な機能を調べて覚えていくことが大切である.
【サイト内の関連ページ】
【関連する外部ページ】
りんご,150,4,200,12月30日に購入した みかん,30,2,60,"25円のものを買う予定だったが,売り切れだった"
この例では,2行のテキストファイルが示され,各行に5つのデータが含まれている. このExcelのCSVファイルから次の3つの特徴が読み取ることができる.
最近の Windows では,HTTP通信を行うためのツールである curl が標準に備わっている.そのため,特別にインストールすることなく,すぐに使用することが可能である.
MobaXTermは,Windows上で動作し,SSHやVNCを使ったリモート接続やファイル転送を容易に行えるソフトウェアである.ターミナル機能,シェル環境(busyboxとcygwin)と各種コマンド,Xサーバ機能を含む.このXサーバにより,Windows上でUNIX/Linuxのグラフィカルなアプリケーションを直接実行できる.インターフェースはタブ形式で,複数の接続を一元管理できる.
【サイト内の関連ページ】
【関連する外部ページ】
FileZillaは,FTP,SFTPを用いたファイル転送を容易に行うためのアプリケーションである.一括または個別のファイルのアップロード,ダウンロードが可能で,リモートのファイルやディレクトリの内容確認も簡単にできる.加えて,再接続や再転送機能により,中断した転送をスムーズに再開可能である.ただし,手元のパソコンにパスワードが保存されるため,使用するパソコンをなくなさいなど,セキュリティには十分注意が必要である.
【サイト内の関連ページ】
【関連する外部ページ】
Wget のページ http://gnuwin32.sourceforge.net/packages/wget.htm からダウンロードしてインストール:
詳しくは: 別ページ »で説明
必要なフリーソフトウェアを選択して,インストールする.
FirefoxとGoogle Chromeは高機能なブラウザで,拡張機能を用いてカスタマイズが可能である.Search Everythingは迅速なファイル検索が可能である.Visual Studio CodeとEmacsはテキストエディタである.FileZillaとMobaXtermはファイル転送・リモート接続のために有用である.Kokomiteはマウス拡大,GreenShotはスクリーンショットの撮影・編集に役立つ.
【サイト内の関連ページ】
Windows での Visual Studio Community 2022 のインストール: 別ページ »で説明している.なお,Visual Studio には,ビルドツール(Build Tools)が含まれている.
Windows での ビルドツール for Visual Studio 2022 (Build Tools for Visual Studio 2022) のインストール: 別ページ »で説明している.
【関連する外部ページ】
Gitは,バージョン管理システム.ソースコードの管理や複数人での共同に役立つ.
【サイト内の関連ページ】
Windows での Git のインストール: 別ページ »で説明している.
【関連する外部ページ】
Git の公式ページ: https://git-scm.com/
CMake はビルドツールである.
【サイト内の関連ページ】
Windows での cmake のインストール: 別ページ »で説明している.
【関連する外部ページ】
CMake の公式ダウンロードページ: https://cmake.org/download/
7-Zipは,ファイルの圧縮や展開のツール.さまざまなフォーマットに対応している.
Windows では, コマンドプロンプトを管理者として開き, 次のコマンドを実行することにより, 7-Zip 23.01 のインストールを行うことができる.
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
mkdir %HOMEPATH%\7zip cd %HOMEPATH%\7zip curl -O https://www.7-zip.org/a/7z2301-x64.exe .\7z2301-x64.exe powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\Program Files\7-Zip\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
【サイト内の関連ページ】
Windows での 7-Zip のインストール: 別ページ »で説明している.
【関連する外部ページ】
7-Zip の公式ページ: https://sevenzip.osdn.jp/
【サイト内の関連ページ】
【関連する外部ページ】
Python の公式ページ: https://www.python.org/
【サイト内の関連ページ】
Windows での Build Tools for Visual Studio 2022,NVIDIA ドライバ,NVIDIA CUDA ツールキット 11.8,NVIDIA cuDNN v8.6 のインストールと動作確認: 別ページ »で説明している.
【関連する外部ページ】
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
PyTorch のページ: https://pytorch.org/index.html
次のコマンドは, PyTorch 2.0 (NVIDIA CUDA 11.8 用) をインストールする. 但し,Anaconda3を使いたい場合には別手順になる.
事前に NVIDIA CUDA のバージョンを確認しておくこと(ここでは,NVIDIA CUDA ツールキット 11.8 が前もってインストール済みであるとする).
PyTorch で,GPU が動作している場合には,「torch.cuda.is_available()」により,True が表示される.
python -m pip install -U --ignore-installed pip python -m pip install -U torch torchvision torchaudio numpy --index-url https://download.pytorch.org/whl/cu118 python -c "import torch; print(torch.__version__, torch.cuda.is_available())"
Anaconda3を使いたい場合には, Anaconda プロンプト (Anaconda Prompt) を管理者として実行し, 次のコマンドを実行する. (PyTorch と NVIDIA CUDA との連携がうまくいかない可能性があるため,Anaconda3を使わないことも検討して欲しい).
conda install -y pytorch torchvision torchaudio pytorch-cuda=11.8 cudnn -c pytorch -c nvidia py -c "import torch; print(torch.__version__, torch.cuda.is_available())"
【サイト内の関連ページ】
【関連する外部ページ】
理工学分野での研究や開発を支援する多様なフリーソフトウェアを紹介する. Dockerはコンテナ技術を,SQLite3はリレーショナルデータベースを,QGISは地理情報システムを提供する. OctaveとRは数値解析や統計分析を,AnacondaはPythonプログラミング環境を, LaTeXは高品質な文書作成を可能にする. さらに、GIMP、Blender、FreeCADは画像編集から3Dモデリングまで,各種のビジュアル作成・編集を支える.そしてKiCadはPCB設計を効率化する.
cd %HOMEPATH% curl -L -O https://www.sqlite.org/2023/sqlite-tools-win32-x86-3420000.zip cd C:\ powershell Expand-Archive -DestinationPath . %HOMEPATH%\sqlite-tools-win32-x86-3420000.zip powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\sqlite-tools-win32-x86-3420000\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
Windows のコマンドプロンプトを管理者として実行し、 次のコマンドを実行
cd %HOMEPATH% curl -L -O https://sourceforge.net/projects/sqliteman/files/sqliteman/1.2.2/Sqliteman-1.2.2-win32.zip cd C:\ powershell Expand-Archive -DestinationPath . %HOMEPATH%\Sqliteman-1.2.2-win32.zip powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\Sqliteman-1.2.2\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
【サイト内の関連ページ】
【関連する外部ページ】
Blender は,3次元コンピュータグラフィックスのソフトウェア. モデリング,レンダリング,アニメーションなどのさまざまな機能を持つ.
【サイト内の関連ページ】
【関連する外部ページ】
Blender の URL: https://www.blender.org
PlotDigitizer は,画面上でマウスクリックして座標値を得る機能を持ったソフトウェア).
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連する外部ページ】
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連する外部ページ】
公式のダウンロードページ: https://www.inasoft.org/icountt.html#mlrep
draw.io のURL: https://github.com/jgraph/drawio-desktop/releases
公式のダウンロードページ: https://github.com/smzht/fakeymacs
フリーソフトウェアは一定の条件下で無償で利用することが可能である. 利用者自身が利用条件を必ず確認し,それを遵守することが求められる. インストールが上手くいかない,または正常に動作しない場合でも,対処する責任は利用者にある.
GreenShotは,Windowsで利用可能なフリーウェアのスクリーンショットツールである.Print Screenキーを押すことにより,全画面,アクティブウィンドウ,任意の範囲,あるいは特定の要素を簡単にキャプチャすることができる.また,ユーザーは,キャプチャした画像を即座にクリップボードにコピーしたり,内蔵の画像エディタで編集したり,またはファイルとして保存したりすることができる.
【関連する外部ページ】
kokomiteはマウスカーソル拡大ツールである.小さなスクリーンや高解像度ディスプレイでの作業においてカーソルの追跡を容易にし,視認性が向上し,生産性を向上させる.プレゼンテーションでの利用にも適している.マウスカーソルの大きさや色などをカスタマイズ可能である.
【関連する外部ページ】
プログラミング言語 Python や関連するツールの知識とスキルは重要である. 特にPython のインストール方法や開発環境,便利なツール(例えば,Jupyter Notebook)に慣れておくことは有用である.
別ページ に Python について詳しくまとめている.
【関連する外部ページ】
Python処理系は,Pythonのプログラムソースコードを実行するためのソフトウェアのことである.
Windows, Ubuntu での Python 起動コマンドについて:別ページ で説明している.
Google Colaboratory について:別ページ で説明している.
Windows での Python のインストール: 別ページ »で説明.
Python, pip, Python 開発環境,Python コンソールのコマンドでの起動: 別ページ »で説明.
Windows での複数の Python の同時インストール: 別ページ で説明している.
Python ランチャー: 別ページ »で説明している.
venv は,Python の仮想環境を作成する機能を提供するモジュールである.Python の仮想環境は隔離されており,特定のバージョンのPythonや,特定のバージョンやPythonパッケージを管理するのに役立つ.
venv について: 別ページ »で説明している.
virtualenv, virtualenv-wrapper について: 別ページ »で説明している.
pip について: 別ページ »で説明している.
PoetryはPythonの仮想環境の作成機能を有し, またpyproject.toml ファイルに基づくパッケージ管理の機能を持つ. そして,プロジェクトが依存するパッケージを自動的にインストールするとともに,インストールの問題が起きないように,パッケージ間のバージョンの調整も行う. さらに,Pythonパッケージを簡単にビルドし、PyPI(Python Package Index)で公開できる機能を持つ.
Windows では, コマンドプロンプトを管理者として開き, 次のコマンドを実行.
curl -sSL https://install.python-poetry.org | python -
Windows では, コマンドプロンプトを管理者として開き, 次のコマンドを実行.
curl -sSL https://install.python-poetry.org | python - --uninstall
Python の setup.py の実行: 別ページ »で説明している.
Python コンソールについて:別ページ で説明している.
Blender の Python コンソールについて:別ページ で説明している.
2to3: 別ページ »で説明している.
Jupyter Qt Console は Python コンソールの機能を持ったソフトウェア.
Jupyter Qt Console について:別ページ で説明している.
Jupyter ノートブックは,Pythonなどのプログラムのソースコードやその実行結果などを1つのノートとして保存し公開できる機能をもったノートブック.
Jupyter ノートブック について:別ページ で説明している.
Jupyter Lab は Python プログラム作成に関する種々の機能を持ったソフトウェア.
JupyterLab について:別ページ で説明している.
Spyder について: 別ページ »で説明している.
PyCharm は Python プログラム作成に関する種々の機能を持ったソフトウェア.
PyCharm について:別ページ で説明している.
Anaconda3 について:別ページ で説明している.
Windows での,Python と Anaconda 内の Python の共存: 別ページ »で説明している.
プログラミング言語 C/C++ や関連するツールの知識とスキルは重要である. C/C++の開発環境やビルドツール(Build Tools)のインストール方法や操作方法,関連の便利なツール(例えば,Git,CMakeなど)に慣れておくことは有用である.
Visual Studio は統合開発環境である. プログラムの編集,デバッグ,ビルド,テスト,デプロイなどのソフトウェア開発のさまざま機能がある. そして,これらの機能は,グラフィカルなユーザーインターフェースで操作できる. さらに,Visual Studio には,ビルドツール(Build Tools)が含まれている.
Visual Studio には,ビルドツール(Build Tools)が含まれている. Visual Studio の機能のうち ビルドツール(Build Tools)の機能しか使わない場合は,ビルドツール(Build Tools)をインストールする. Visual Studio の機能のうち ビルドツール(Build Tools)以外の機能も使う予定がある場合,あるいは,よく分からない場合は, Visual Studio のインストールを行う.
【サイト内の関連ページ】
【関連する外部ページ】
YouTube 動画:
ビルドツール(Build Tools)は,プログラムのソースコードから実行可能なプログラムやライブラリを生成するためのツールである. コンパイラ,リンカ,ランタイムライブラリなどが含まれている. ビルドツール(Build Tools)は,コマンドラインで使用される.
(例)cl hello.c
「cl hello.c」でコンパイルしたときは「hello.exe」ファイルができるので確認
#pragma warning(disable: 4996)
Visual Studio は機能が豊富であるが,ビルドツール(Build Tools)の機能しか使わない場合は,ビルドツール(Build Tools)だけをインストールできる.
【サイト内の関連ページ】
【関連する外部ページ】
Build Tools for Visual Studio 2022 は,Visual Studio 2022 のビルドツール(Build Tools)である.
【サイト内の関連ページ】
【関連する外部ページ】
Windows での C/C++ コンパイラには Visual Studio の C/C++, msys2 の C/C++ などがある
Visual Studio の ビルドツール(Build Tools) をコマンドラインで使いたいときは, Visual Studio の Native Tools コマンドプロンプトを使う.
Build Tools for Visual Studio 2022(ビルドツール for Visual Studio 2022)の場合で,起動方法を説明する.
起動は,Windows のスタートメニューで「Visual Studio 2022」の下の「x64 Native Tools Command Prompt for VS 2022」で起動する.
起動し,確認のため「where cl」を実行した画面を下に示す.
vcvarsall.bat による起動方法
※ あるいは,コマンドプロンプト を開くたびに,次のコマンドを実行するという方法もある.
vcvarsall.bat x64 あるいは vcvarsall.bat x86
vcvars64.bat, vcvars32.bat を使う方法もあるが,vcvarsall.bat の方が,場所を探しやすい印象があるので,そちらを使うことにする.
Visual Studio Community 2019 vesion 16.1の場合,vcvarsall.batの場所は次の通りである.
Visual Studio Community 2019 vesion 16.1のインストールで, Visual Studio 2015 のコマンドもインストールできる.
実際に,Windowsのコマンドプロンプトで vcvarsall.bat を使い,cl や nmake 使えるようになったか確認する手順は次の通りである.
"C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\2019\Community\VC\Auxiliary\Build\vcvarsall.bat" x64 where cl where nmake
"C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 14.0\VC\vcvarsall.bat" x64 where cl where nmake
以上で確認できる通り,vcvarsall.bat は, cl や nmake などをコマンドを使えるように設定するためのものである.
なお,上記の結果が得られないときは Visual Studio のビルドツールがうまくインストールできていない. その場合は, 最新の Visual Studio Installer を起動して・ビルドツールを追加するという操作が良いだろう.
vcvarsall.bat x64 と vcvarsall.bat x86 の違いは, 64 ビットのプログラムを生成するか, 32 ビットのプログラムを生成するかの違いである. 特に問題が無い限り,x64 の方が良かろう.
Visual Studio のバージョン番号は次の通り.
Visual Studio 2013: vc12 Visual Studio 2015: vc14 Visual Studio 2017: vc15 Visual Studio 2019: vc16 Visual Studio 2022: vc17
Microsoft Visual Studio の C/C++ の 64ビット環境をシェルで使うには,次の 2つの方法がある.
Windows での C/C++ コンパイラには Visual Studio の C/C++, msys2 の C/C++ などがある
msys2 での hello.c のコンパイル操作例は次の通り.hello.exe という名前のファイルができる.
gcc -o hello.exe hello.c
デバッガを使いたい場合には,-g オプションを付ける.
gcc -g -o hello.exe hello.c
Cygwin でコンパイルしたプログラムを,Cygwin をインストールしていない他のソコンで使う場合には,-mno-cygwin オプションを付ける
gcc -mno-cygwin -o hello.exe hello.c
コンパイルしたプログラムについて,使用している DLL 名を表示させたい. objdump コマンドを使う.
objdump -p hello.exe | grep "DLL"
起動は,gdb <ファイル名>で行う.
gdb hello.exe
gdb の終了は「quit」である.
quit
デバッガ gdb の機能
デバッグを行うソフトウェアとしては gdbなどがある. Visual Studio Code のプラグインには,デバッガとの連携機構を持つものがある. PyCharm は,Python プログラムのデバッグの機能を持つ.
デバッガには,ブレークポイント,ブレークポイントでの変数値表示,ステップ実行などの機能がある. ステップ実行には,次の操作がある.
ブレークポイントでプログラムが停止した際,停止した位置から1ステップずつプログラムを実行する.1ステップは,基本的には,プログラムの1行である.関数やメソッドの呼び出しがある場合,その内部に入り,さらにステップインを続ける.
ブレークポイントでプログラムが停止した際,停止した位置から1ステップずつプログラムを実行する.ステップオーバーでは,ステップインと違い,関数やメソッドの呼び出しがあってもその内部には入らず,次の行へと進む.
現在実行中の関数やメソッドから抜け出し,呼び出し元のレベルでステップ実行を続ける.
プログラムの実行を再開する.次のブレークポイントに達すると再び停止する.
Git はバージョン管理システムである.
Gitで特定のバージョンのブランチをチェックアウトしたいときは,次のようにバージョン指定を行う.
【関連する外部ページ】
Git はバージョン管理システムである.
Git の公式ページ: https://git-scm.com/ からダウンロードしてインストール:
このとき,ライセンス条項の確認を行う.設定は既定(デフォルト)のままでも問題はない.
【サイト内の関連ページ】
【関連する外部ページ】
「git for Windows」は,Windows 版の Git の1つであり,MinGWが含まれている.
【関連する外部ページ】
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
cd %HOMEPATH% curl -L -O https://github.com/git-for-windows/git/releases/download/v2.41.0.windows.1/Git-2.41.0-64-bit.exe .\Git-2.41.0-64-bit.exe
CMake は,ソフトウェアのソースコードからビルドを効率的に行うためのツールであるWindows では,CMake のオプションは,「cmake-gui」コマンドを使用して確認することができる.
CMake は,ソフトウェアのソースコードからビルドを効率的に行うためのツールであるWindows では,CMake のオプションは,「cmake-gui」コマンドを使用して確認することができる.
CMake のダウンロードのページ https://cmake.org/download/ からダウンロードしてインストール
【サイト内の関連ページ】
【関連する外部ページ】
CMake のジェネレータは,次のページに説明がある.
https://cmake.org/cmake/help/latest/manual/cmake-generators.7.html
Windows 10 で Visual Studio の C++を使うとき
Visual Studio 2022 64 ビット版を使うときは次の通り
rmdir /s /q build mkdir build cd build cmake -G "Visual Studio 17 2022" -A x64 -T host=x64 .. cmake --build . --config RELEASE
Visual Studio 2019 64 ビット版を使うときは次の通り
rmdir /s /q build mkdir build cd build cmake -G "Visual Studio 16 2019" -A x64 -T host=x64 .. cmake --build . --config RELEASE
Visual Studio 2017 64 ビット版を使うときは次の通り
rmdir /s /q build mkdir build cd build cmake -G "Visual Studio 15 2017 Win64" -T host=x64 .. cmake --build . --config RELEASE
Visual Studio 2015 64 ビット版を使うときは次の通り
rmdir /s /q build mkdir build cd build cmake -G "Visual Studio 14 2015 Win64" -T host=x64 .. cmake --build . --config RELEASE
nmake を使うときは次の通り
rmdir /s /q build mkdir build cd build cmake -G "NMake Makefiles" .. nmake
主なオプション
C/C++ ソースファイルをコンパイルするときの追加のフラグ.
C/C++コンパイラ名の指定
参考: Visual Studio のバージョン番号は次の通り.
Visual Studio 2013: vc12 Visual Studio 2015: vc14 Visual Studio 2017: vc15 Visual Studio 2019: vc16 Visual Studio 2022: vc17
古いバージョンの Visual Studio をアンインストールした場合, いくつかの情報などが残っている可能性があるが,次のコマンドで 消すことができる.
cd C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\Installer\resources\app\layout .\InstallCleanup.exe -full
CMake でビルドパスやソースパスを指定したいときは, 次のように指定する.
cmake -B <ビルドパス> -S <ソースパス>
msbuild の実行例は次の通り
msbuild hoge.sln /p:Configuration=Release /t:Rebuild /m msbuild hoge.sln /p:Configuration=Release /p:Platform="x64" /target:all /m
Ninja はビルドシステム.
JDK は Java プログラムのコンパイルに必要である.
【Java のバージョンの確認】
Java のバージョンは,次のコマンドで確認できる.
java -version
【Windows での Java プログラムの実行】
Windows で,ファイル Main.java を編集し実行するために,次のコマンドを, コマンドプロンプトで実行する.
cd %HOMEPATH% notepad Main.java javac -encoding UTF-8 Main.java java Main
Main.java として次の Java プログラムを実行すると,結果として「3.000000」が表示される.
class Ball { double x; double y; String color; public Ball(double x, double y, String color) { this.x = x; this.y = y; this.color = color; } public double dist() { return this.x + this.y; } } public class Main { public static void main(String[] args) { Ball a = new Ball(1, 2, "red"); Ball b = new Ball(3, 4, "green"); System.out.printf("%f", a.dist()); } }
【サイト内のJava 関連ページ】
ライブラリは,さまざまなアプリケーションから 共有される機能をまとめたソフトウェアのこと. アプリケーションと,ライブラリは,アプリケーションの実行時までにリンクされる.
vcpkg は,C や C++ のライブラリを管理する機能を持ったソフトウェア.Windows, Linux, MacOS で動く. ダウンロードされたファイルは,downloads 下に保存される.
vcpkg の GitHub のページ: https://github.com/microsoft/vcpkg
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
cd c:\ git clone https://github.com/microsoft/vcpkg .\vcpkg\bootstrap-vcpkg.bat
winget はマイクロソフトによる Windows 用のソフトで,アプリケーションを簡単にインストール,更新できるようになるもの.
次の手順でインストールするか,マイクロソフトストアのアプリとしてインストールする.
このとき,msixbundle のファイルを選ぶ
バージョン番号が表示されれば OK.(下図と違うバージョン番号が表示される場合がある).
winget -v
Chocolatey は,Windows で動くパッケージマネージャ. アプリケーションのインストールや更新が簡単にできるようになる.
choco のオプションには,次のようなものがある
AllUsers: 全ユーザ,JustMe: 自分だけ,
0: 追加しない,1: 追加する,
miniconda は,Python, conda, pip などのソフトウェア.さまざまな追加ソフトウェアをインストールできる機能がある.
URL: https://docs.conda.io/en/latest/miniconda.html
Windows での miniconda3 のインストール手順は, 別ページ »で説明している.
Windows 10 でのアンインストールは, スタートメニューで「設定」,「アプリ」のように操作し,アプリが表示されるので, 右クリックメニューでアンインストール.
Windows 11 でのアンインストールは, 検索窓が便利(検索窓で「アンインストール」のようなキーワードを入れる).
Windows 10 は,自動更新を設定している場合には,自動で更新される.
自動で更新されない場合は, 次のサイトを利用できる.
次の手順で行う
Windows の検索窓で「windowsupdate」と入れ,検索し,実行する.
上の手順がうまく動かない場合は,次を手順で解決する可能性がある(古い Windows 10 の場合)
ms-settings:windowsupdate-action
これで,Windows Update が自動的に始まる
Windows の検索窓で「winver」と入れ,検索し,実行する
Windows のバージョン情報を確認する.
AMD社製プロセッサの場合は,システム環境変数 MKL_DEBUG_CPU_TYPE に,値「5」を設定する.
WindowsMicrosoft Sysinternalsツールは,マイクロソフトが提供する一連のシステムツールのセットである.
WindowsMicrosoft Sysinternalsツールの公式ページ: https://docs.microsoft.com/sysinternals/
その中の,特に便利なツールには,次のようなものがある.
【Microsoft Sysinternalsツールをダウンロードしてパスを通す手順】
次を実行することにより,Microsoftの「Sysinternals」公式ページからツールをダウンロードし, c:\SysinternalSuite に展開し,パスを通すことができる. WindowsMicrosoft Sysinternalsツールの利用条件については,利用者自身で確認してください.
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
cd %HOMEPATH% curl -O https://download.sysinternals.com/files/SysinternalsSuite.zip mkdir c:\SysinternalSuite powershell -command "Expand-Archive -Path SysinternalsSuite.zip" c:\SysinternalSuite powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\SysinternalSuite"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
システムイメージをチェック
dism /online /cleanup-image /scanhealth
システムイメージをチェックし,Windows Update を使用して修復
dism /online /cleanup-image /restorehealth
Windows のシステムファイルをスキャンして, Windows\System32\dllcache にあるキャッシュコピーを用いて修復.
sfc /scannow
sdelete の URL: https://docs.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/downloads/sdelete
sdelete -z c:
ARP テーブルには,ネットワークにつながっている機器の IP アドレスが格納されている. 「arp -a」コマンドにより表示することができる.
プロセッサの機能の1つ. AVS (アドバンスト・ベクトル・エクステンション) があるかどうかを確認するためには, CPU ID を調べる.
CPU ID を調べるために,インテル プロセッサー識別ユーティリティーを使うことができる. インテル プロセッサー識別ユーティリティー Windows 版は次の Web ページからダウンロードできる.
ステレオミキサーが表示されていないときは,オーディオドライバを更新する
WSL 2 と WSL 2 上の Ubuntu 22.04 のインストールにより,プログラミング等で便利な場合がある.
WSL 2 のインストールにより,Ubuntu,Debian,openSUSE の Linux ディストリビューションを Windows にインストールし,Windows のサブシステムとして動かすことができるようになる.
WSL のコマンド
ディストリビューションのアンインストールは次の二つのコマンドを用いて行う.ただし,一つ目のコマンド「wsl --shutdown」は全てのディストリビューションを停止するもので,必ずしも必要ないが,作業ミスを防ぐために実行している.二つ目のコマンド「wsl --unregister <名前>」は指定したディストリビューションの登録を解除する.これによりアンインストールが行われます.
wsl --shutdown wsl --unregister <ディストリビューション名>
【サイト内の関連ページ】
Windows 11 での手順を示す.
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドを実行
powershell -command "Start-Process ms-settings:windowsupdate"
次のコマンドを実行
powershell -command "Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName Microsoft-Hyper-V -All -n" powershell -command "Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName HypervisorPlatform -n" powershell -command "Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName Microsoft-Windows-Subsystem-Linux -n" powershell -command "Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName VirtualMachinePlatform -n"
次のコマンドを実行
shutdown /r /t 0
次のコマンドを実行
powershell -command "dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestart" powershell -command "dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart" wsl --set-default-version 2
次のコマンドを実行.
wsl -l --online
次のコマンドを実行. このときに,ユーザ名とパスワードの設定が求められる.
このときに設定したパスワードは,sudo コマンドの実行で必要になるので覚えておくこと. パスワードが画面に表示されないのは正常動作である.
wsl --update wsl --install -d Ubuntu-22.04
次のコマンドを実行.
wsl
sudo ls
sudo sed -i 's/\/\/archive.ubuntu.com/\/\/jp.archive.ubuntu.com/g' /etc/apt/sources.list sudo sed -i 's/\/\/us.archive.ubuntu.com/\/\/jp.archive.ubuntu.com/g' /etc/apt/sources.list sudo sed -i 's/\/\/fr.archive.ubuntu.com/\/\/jp.archive.ubuntu.com/g' /etc/apt/sources.list sudo apt -y udpate sudo apt -yV upgrade sudo apt -yV dist-upgrade sudo apt -y install build-essential python3-dev python3-pip notepadqq exit
Windows で Ubuntu のサブシステムをインストールするときのために,主なコマンドをまとめておく.
cat ファイル表示 ls ファイル名表示 cp ファイルコピー mv ファイルの移動,ファイル名の変更 rm ファイル削除 cd カレントディレクトリの移動 pwd カレントディレクトリの表示 which コマンドのフルパス表示
ps プロセス表示 df ディスク情報の表示 sudo 管理者権限でコマンドを実行 passwd パスワードの変更 shutdown システムのシャットダウン uname -a カーネルのバージョンなどの表示
apt install パッケージのインストール apt-get search パッケージの検索 dpkg -L インストール済みパッケージの中身の表示 dpkg -l インストール済みパッケージの表示
ip neigh APRテーブルの表示 ip -s addr IPアドレスの表示 ip -s link ネットワークデバイスの使用状況 ping パケットを送り,応答を調べる ss ソケットの状態表示
lsusb USBデバイスの一覧表示 lcpci PCIデバイスの一覧表示 lshw ハードウェア情報の表示