2021年度卒業論文配属サポートページ

活動記録と活動予定

活動記録

  1. 12/8

    OpenPose(リアルタイム多人数キーポイント検出ライブラリ): 人体のポーズ、指の形などをコンピュータが読み取る。様態や人間の意図をコンピュータが判断できる技術の基礎になりえる。

    • 人工知能でできること:人体のポーズの認識、指の動き等の認識
      • OpenPoseのセットアップ

        自分のパソコンでもインストールできる。

        資料:OpenPose 1.7.0 を使ってみる

        (研究室のパソコンでインストール済みであれば、そのまま使う。インストールがまだであれば、インストールする)

      • OpenPoseの諸機能確認 : 動作不具合があれば対処する。

        人体のポーズの認識、指の動き等の認識

        資料:OpenPoseによる姿勢推定(Windows上)

        資料の「CPU版を使う場合」は行わない(資料のその部分は飛ばすこと)。

      • カメラで各自体験(ここまで終えたら小休止とする)。
    • 実験、研究のプロセスや実験データの整備について体験的に学ぶ
      • 手や顔の匿名化ができる技術の紹介

        手や顔にモザイクをかける

        https://www.kkaneko.jp/db/mosaic/deepmosaic.html

      • JSON(JavaScript Object Notation)(軽量なデータ交換フォーマット)データファイル, OpenPoseでのJSONデータファイル
      • OpenPoseを用いた実験テーマを各グループで定めること。この実験テーマは、今回の授業で使う(次回以降は別のことを行う)。
            例1:コンピュータが人数カウント
            例2:コンピュータがポーズを読み取り、人間の意図を推定
            例3:コンピュータが指の動きを読みとり、人間の意図を推定
        
      • 実験データ収集(グループワーク)

        上で定めた「実験テーマ」で実験できるだけのデータを、どのようにして集めますか? 実際に集め、そして、考察を行う。考察とは、次のことを考えるプロセスである。

        • 実際に集めて発見したこと
        • もう一度集めなおすとしたら何を改良できるか
        • 実際に集めたデータにどのような誤差があるか
        • 別のやり方があるか
        • 集めたデータが今後何に使えそうかを自分なりに考える
        • 実験データ提出、実験データ公開

          同意できる場合には、実験データを学内もしくは世界に公開する。

  2. 12/1

    説明資料: Dlib(機械学習・画像処理ライブラリ)の機能概要 [PDF], [パワーポイント]

    顔検出、顔のアラインメント、顔認識、表情や顔の向きの観測

    認証、人数カウント、人流計測、集団様態分析のベースとなる技術

  3. 11/24

    ガイダンス

    • 教員自己紹介 金子邦彦
    • 卒論テーマ

      人工知能応用、データベース応用、データベース高速処理、3次元データベース、ビッグデータ処理(センサーによる車両や人流の観測と把握)に関する分野

    • 実績:

      科研費多数、研究費のべ1億円以上、論文等数十、教科書3冊、授業担当のべ約20以上、学会や国レベルの委員等の実績、卒論・修論・博士論文実績数十名以上、Webページでの広報等: https://www.kkaneko.jp、YouTubeチャンネルでの広報等

    • 研究を効率よく、やる気を維持し行うには
      • 楽しく、仲間によい影響を与える
      • 原理原則、基礎、ものごとの本質をとらえる
      • 仮説 ⇒ 実験 ⇒ 考察の手順を踏む、記録が大事、伝えることも大事、グループワークも大事
    • 行事予定
      • 7月:中間発表、学会活動(原稿)、11月:学会プレゼン、12月:卒論、卒論プレゼン、3月:学会プレゼン (学会は希望者のみ)
    • 3次元データベース,写真からの3次元再構成(写真測量)(Meshroomを使用)

      3次元データベース,写真からの3次元再構成(写真測量)(Meshroomを使用) [PDF], [パワーポイント]

      1. テーマ名:3次元データベース,写真からの3次元再構成(写真測量)
      2. 内容:写真をもとに、立体再構成(写真測量)を行う。
      3. 事前準備:NVIDIA GPU搭載のパソコンが必要である。
      4. 基礎:画像の特徴点、Structure from Motion技術
      5. 実習で行うこと:写真をもとに、立体再構成(写真測量)を行う。
      6. 実習手順

        公開されている次のソフトウェアを使用(利用条件等は、利用者で確認すること)。

        Meshroom: https://alicevision.org/

      7. 宿題あり(授業時間中に実施)

        2グループ(または3グループ)でのグループワーク。計画を立てる(何を撮影するか。現地で決めてもよい)。撮影する。撮影結果を提出する(その確認は、次回授業で行うこととする)。撮影枚数は、各グループで50から100枚程度。提出するのは来週火曜日の授業のときとする。